諸君らの愛したSmalltalkは転けた。何故だ！？
きむら(K)さんよりの突然の召喚にビックリ。ンッガッグッグ。
わたしはちゃんとしたSmalltalker じゃないし、若輩すぎて「今」の「わたし」についてしか書けません。その見解も元エントリーで出尽くしているように思えるしで、だからせっかく召喚されたのに、あんまり面白いことを書ける気がしないのですよね。むーむ。
ここは sumim さんの登場を刮目して待つことにして、とりあえず、わたしはなんだか微妙にずれたことをいってお茶を濁そうと思います。例えば、「Smalltalk は コンピュータ界のセガです！」*1と、不埒なことを言ってみたり。
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Smalltalk が普及していない理由は、月並みですが、やっぱりキラーアプリがなかったからだと思います。そしてこれだけ先進的で夢盛りだくさんなのに、何故にキラーアプリがなかったのかというと、Smalltalk 自体が Smalltalk のキラーアプリ候補という構造がウロボロスしていたからだと思います。
Smalltalk環境は魅力的ですが、一方で大変高い垣根でもあります。言語としての Smalltalk だけを見るならば、ならば環境と言語を分離しちゃおうよ、は至って普通の発想です。
それこそ雨後の竹の子のようにいわゆるスクリプティング言語な装いの Smalltalk 処理系が生えてきている有様なのですが、そういうのが出来てみてもやっぱりこのウロボロスな状況が Smalltalk にとっての一番の魅力であって*2、ここを抜かれると骨抜きになっちゃうことを、まざまざと見せつけられてしまったり。わたし自身、良い処理系を求めて放浪しては、結局なんのかんので Squeak に戻ってきてしまう感じです。
一方、その Squeak は やっぱりOSモドキなわけでして、他のOSに棲んで Squeak を使うのは正直二重生活に疲れてしまいます。かといって、普段過ごすOS としては道具のそろい具合も完成度も今一歩なのでその中だけで暮らせない。やっぱり あんまり使わなく成っちゃうのですよね。（あぁぁぁ、ヘタレで申し訳ありません）
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そんなわたしが、常々「こんなSmalltalkがあったら四六時中つかっちゃうのに」と妄想しているものがいくつかあります。
ひとつは、Linux のウインドウマネージャを乗っ取る というもの。KDE や GNOME のようなSmalltalkを作る。で、デスクトップガジェットが Smalltalk だと簡単につくれますよー、と、そうやってジワジワと侵略。・・・今更割り込めると思いませんが、OLPC が Sugar じゃなくってSqueakベースだったら、ひょっとして？とか、たまに妄想しています。
次は「伺か（偽春菜）*3」のようなSmalltalk。Visual Works のランチャー擬態はダサいので、そこを萌えの力でエレガントにレディ？した「伺か」偽造タイプで置き換え。吹き出しが Transcript とかマスコットの名前が Workspace とか。そしてデスクトップガジェットが簡単に(ry。こちらは、日常スクリプトとは違った意味でのアルファユーザー獲得（ギークじゃなくってオタク）が狙えるのが旨味です。（と、寝言を言ってみるテスト）
最後は誰もが思いつく、Emacs のような Smalltalk を作るというもの。一日のウチの大半を テキストエディタの中で過ごすので、これは素晴らしい Smalltalk 三昧が期待できます。ただ、Emacs が なんか画像張れたりリッチテキスト的に使えたりするように、Emacs Smalltalk もきっと作っているウチに テキストエディタじゃないものに変貌し、結局ダイナミックドキュメント環境になって、「あれれ これなんてSqueak？」 という風に成っちゃう予感がビンビンです。
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そんな与太話は追いといて、現実的に未来の躍進を夢見るならば、口火となるのは Seaside がでしょうか。
Seaside は なんといっても 破格の簡単さで Webアプリが作れてしまうのが魅力です。Webアプリということを全く意識しないでそれこそローカルのアプリのノリで作ってしまって問題ナシなので、実は日曜プログラマさんや素人さんにこそオススメだったり。多分すぐ作れちゃうと思う。だから、良質なチュートリアルと、Seaside が使えるお手軽レンタルサーバーがあれば、あれよあれよとブレイクできるかも？、と思っています。（というか、していって欲しい）
ぶっちゃけ、PHPのニッチを奪い取ってしまうというのはどうかしらとか、恐れ多いことを言ってみたり。話題のGOTOもありますし(ぉ、めざせ PHP リプレース ですよ！！（と、凄く無責任なことを言ってみるテスト）
・・・とかいってると、またもや鳶に油揚げをさらわれちゃったりして。
追記
・・・調子に乗りすぎました。ゴメンナサイ。
