とりあえず、C++ を使ってはいけなかったコトだけは解った

さあ、ここからどんどん暗黒面に突っ走りますよ!(つまりは愚痴です)


結構前に、余ったCOBOLエンジニアがたくさんいるから COBOL の仕事を創出するんだ、みたいな記事を読んで、「バッカじゃないかしら」と思ったのだけれども、図らずも不景気で わたしの周辺の環境もそうなってきました。

なるほど、仕事はないけれど社員はクビに出来ないってなると、不景気は品質による淘汰ではなくって、品質悪化を加速するのね...orz などと、グチグチ言ってみるも、現実はどうにも変わらない。

「その人を追加されるとチーム全体のパフォーマンスが落ちる」という人をどんどんチームに叩き込まれて、人が増えたのだから稼ぎも上げろということを言われます。ムチャを現場に押しつけて・・・とは思いますが、出来ない人を社内失業させない、という要件からすれば、出来ない人のための仕事を用意できないようなウチのチームの作り方は、背任と言っても良いのかも、と少々反省しています。

とりあえず、C++ を使ってはいけなかったということだけは解りました。この言語はちゃんと使うのがとても難しい。

反面、わたしが外部の人間ながら「お役ご免」にならなかったのは、スッポスッポ先生の捏造インタビューみたいな「C++は難し過ぎるからプログラマの職が安定する」フォースが働いているからなのです。冗談が冗談で無くなるなんて、なんとも皮肉です。


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まともなコードがかけない人間も人手として使わなくてはいけない。そう言う要件があるなら、ソレを使えるような仕組みを作らなくてはいけない。良い/悪いじゃなくって「そういうもの」から始めるべき。凪瀬さんあたりからすれば「何を今更」な話なのだけれども、けれども、それはわたしがちっとも愉しくない。

愉しくないというのが問題で、ならこの薄給&過労な職場で働く意義はないよな、になってしまう(←待遇よりも愉しさ優先で職を選んでいる悪い大人)。そんなわけでただ今モチベーションがマイナス側に振り切れ中。

なんといっても「良いモノを作る」ことが喜ばれないのがシンドイです。共産主義の末路を見た気分。