Portable Ubuntu を使ってみたり

おうちの強いマシンに VMWareubuntu を立ち上げ、ネットブックから vnc でアクセスして使うのはとっても快適なのですが、その可動エリアはおうちの無線LAN範囲内に限定されてしまいます。これじゃまるで AVR-0 です。

茶店でもこの環境は使いたい・・ということで、単体でも動くように、coLinuxubuntu でも入れようかと思ったのですが、あれ、あれれ、意外にネットワークの設定が難しい(←低スキルですまにゃい)、とか試行錯誤しているうちに、Portable Ubuntu(pubuntu)なるものが存在することに気がついて、そちらにへたれてしまいました。

Portable Ubuntu の実態は coLinux + cygwin/X + α です。同様のものに andLinux もあるのですが、こちらを先に見つけたということで(^^; 用途的には andLinux の方がドンピシャなのですが/情弱ですが、何か?。

あ、でも、pubuntuが想定しているのは USBメモリにいれて持ち歩いて、差した先で coLinux が起動するというものだから、ダウンロードして解凍するだけで動いちゃうのは へたれには嬉しい仕様だなぁ、と言い訳しておきましょう。

pubuntu は、現状 ubuntu 9.10 に対応した TRES が最新版ですがそちらはなぜか微妙に不安定で ソフトウェアアップデートしたら固まってしまったりとか、そんな謎の障害が何回か(再現性なし)。「お試しなので」と言い訳してへたれ、release 4 まで出ていて 安定してそうな雰囲気を醸し出していた一つ前の 9.04 ベースの DOS (なんて紛らわしい名前)のを使っています。

セットアップでやったことは基本的に、日本語化とタイムゾーンの設定に、リポジトリを国内サーバーに変更して、あとはメモリ使用量を256MBから768MB に増やしたくらい。誰でもできる簡単なセットアップに、何だかちょっと後ろめたさを感じてしまいます。

そんなこんなで結構快適。Web のブラウズにも pubuntu 版の Firefox をついつい使ってしまいます。今までしらななかったのですが、ネットブックのような狭くてかつ解像度の低い画面ですと ビットマップフォントより アウトラインフォントにして小さく表示するのが案外見やすいということ。うーん、今まで逆(小さい画面だとビットマップフォンとのほうが見やすい)だと思っていたですよ...orz

ところで、Firefox と言えば 。脱Windows で xkeymacs を失ったわたしは、とりあえずFiremacs を使っています。非常に具合がよいのですが、ただ一点、日頃よく使う C-o で一行挿入と言うのが出来ないのが不便(というより「ファイルを開く」ダイアログが開いちゃうのがウザい)というのがちょっと残念。なにかよい方法があるのかしら。