聖剣の刀鍛冶9
前巻の最後で刀に変化できなくなってしまったアリア。さてさて..といったお話です。
- 作者: 三浦勇雄,屡那
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/05/22
- メディア: 文庫
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今回の表紙コスプレは、潜入先の民族衣装。本当にセシリーにコスプレさせるために展開を考えていませんか? > 三浦センセ
しかし、それにしてもセシリーは勇者を地で行きますね。1巻の弱かったころから順当に強さのインフレさせていき、人の域を越えようとしています。そして何といってもその精神が勇者です。今巻はアリアもヒロインを地で行く感じで、ルーク不用論までちらほらと。二人の恋愛は順調なのに、なんでしょ、この影の薄さは。
7巻あたりから顕著ですが、セシリーの格好良さはダイの大冒険の終盤のポップの無敵具合によく似ていて、胸に熱く燃え上がるものがあります。まさか、これが恋!?(違
で・・、片やタイトルにもなっているのに何だか影が薄いルークですが、シリーズ史上最高に絶体絶命の事態に落ちいっていたり。あぁぁ、最近のルークはなんとも不憫です。せめてピッコロくらいのポジションをキープできればいいのですが...。
そんな感じでいよいよ終局に差し掛かった感のある 聖剣の刀鍛冶、できれば、もう一度アニメ化してほしいですね。(アニメ後半のオリジナル展開を無かったことにしてくれるなおうれし/シーグフリードのセシリー陵辱エピソードは、映像にするには問題があるけれど、やっぱりシリーズの要だと思うのです)