ガラパゴスという名前

最初この名前を聞いたとき、インパクトはあるし、バカ前向きで、ちょっと買ってみようと思いました。

次に、でもこの端末が当たったら、またも日本は閉鎖された世界に隔離されてしまうのだな、と思いと鬱々としてきました。

最後にこれは、「デファクトスタンダードを本気で狙う意気込みはあるけれど決してオープンになる気はない」という決意表明じゃないか、とわたしの中で結論づけしてしまいました。なんだか気が滅入ります。


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そこまで妄想を重ねた上で以下を読むと、なにか象徴的だなと思いました。

だが、GALAPAGOSのブランドについては、社内でも反対の声がないわけではなかった。特に、現場に近い社員ほど、その傾向が強かったという。

「社員レベルでは反対の声が多かったのは確か。しかし、上層部に行くほど、このブランドに対する賛成の声が増えていった」。

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