友情の根底に、親子の情の仕組み

ところで、人間と他の生き物の間にも、友情のような何かが成立することがある。たとえば犬を飼ったことがある人なら、誰でもその実感があるだろう。
そして、人に対して友情のような何かを表す生き物は、みな親が子供を育てるタイプの生き物だ。
カブトムシや金魚のように子供を産みっぱなしにする生き物は、人間に対して友情を示したりはしない。金魚は餌を覚えることならあるが、それは餌を食べたいからであり、人を理解しているわけではない。
ということは、友情の根底には、親が子を思ったり、子が親を慕うしくみがあるに違いない。

自然写真家・武田晋一のHP 撮影日記 2010.9.23〜24(木〜金) 子守り

なるほど〜。