傘についてつれづれと
富士通の川崎工場は、せいぜい4階程度の低階層ビルと余裕のある庭園や更地・駐車場を擁する広大な敷地の中、一つだけ 21階建ての高層ビルがそびえ立つ構成であるため、ビル風が半端ないことでも有名です。わたしも、川崎工場におじゃまするときはそのビル風で泳いでも泳いでも岸に辿りつけないカルガモをみてはムフフと微笑んだものでした。
この突風は「アンブレラクラッシャー」としても有名です。本社下は風向きが変わるため、傘の向きを壊れないように保つのは至難の業で、わたしも手持ちの傘を次々とクラッシュさせられてしまったのでした。
さてさて、というわけで、そうです。傘が無いのです。
先日、一張羅の傘が老衰のためお亡くなりになり、急遽、お出かけ前に代替の傘を選ぼうとしたのですが、上述の理由でビニール傘を含めた余分の傘が一掃されており、本当にお勤めに持っていける傘がなく困りました*1。もう、何年も前の話なのになー*2。
そこで、先日このような傘を購入しました。
http://www.mabuworld.co.jp/products/storm.html
http://www.mabuworld.co.jp/products/storm.html
グラスファイバーの骨とおちょぼになっても大丈夫な機構で、風で壊れにくいことを歌った傘です。・・いえね、結構トラウマだったので(^^; でもおかげでこないだの台風のときに早速壊さずに住みました。
まぁ、それはそれとして、この傘のグリップ形状をみて、おもいだしたものがあります。
http://www.mabuworld.co.jp/products/storm.html
昔、こんな握り手のビニール傘があったような。ものにかける輪っかの部分がもっと独特だったと思うのですが、グリップの部分はそっくり。
そういえば、あのビニール傘も骨を樹脂にすることで「壊れにくい」を歌っていたはず。あれ、なんて傘だったかしら。
・・というわけでちょっとネットを捜索。そうそう、これでした
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090205/130111/?rt=nocnt
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090205/130111/?ST=manufacture&P=3
ひょっとしたら、と思ったのですが、残念、今回買った傘のメーカーさんではないのですね。
Evereon というお名前のこの傘ですが、ビニール傘なのにちょっと強気のお値段と、独特の握り手の形状で、昔欲しかったのですよね。ビニール傘の方が視界が確保出来て便利・・・だけれども、「安物」「野暮ったい」「壊れやすい」というイメージがあるので、そこを払拭すればニーズができるかも・・という話は、当時共感したものでした。
街の傘売り場で見かけなくなったので、いまでも売ってるのかな、と思い調べたのですが、元気に販売中のようです。今ではなんと替え革まで売っているようです。当時「環境負荷を軽減する」と行っていたとおりですね。
というわけで、どうせ傘のストックもないのですし、よしっ、これも買っちゃおうかしらっ♪・・と思ったら、梅雨が開けてしまいました...。
というわけで、秋の長雨か、来年の梅雨時までに、忘れないように備忘も兼ねてエントリーした次第です。うにゃうにゃ。