つれづれ

その188

コミックサイエンス撲滅委員会ですが、どうも「買ってはいけない」と同じ臭いを感じるんですよね。

幻影随想: トンデモ本「買ってはいけない」とその著者の近況


彼らの言動には「ひょっとして、実験をしたこともそのレポートを書いたことも無いのじゃないかしら」と思ってしまうくらい、科学に親しんでるにしては違和感ありまくりです。
始めに結論(オレが正しい)ありきでそれを論理武装する姿ですとか(そのためにフラフラと言ってることが揺れて整合性が端から欠けていく)、どうも「科学」をアプローチじゃなくって「命題」に適用している風だとか、彼らからはむしろニセ科学文化のほうを感じてしまう。

前回「お里が知れる」と言ったのはそんなところで、だから誰の目にもダメダメなのは明らかよね(とりあわないよね)と思っていたのですが、予想外に世間は彼らを「ちょっとイけてないニセ科学批判者」と捉えてしまっている様子。もっと「ニセ・ニセ科学批判者」とフルボッコになるかと思ってた。


そういう背景に「買ってはいけない」をなんとなく連想してしまうわたしです。

その189

3分間クッキングメソッドでコッソリちょろちょろコードを書いていたわたしですが、最近はいよいよ SE(笑) となってしまってきていて、気がつけば、もう一月以上も仕事でコードを書いていません。

来る日も来る日もWordWordExcelWord*1。うがーっ、わたしにコードを書かせろー。書かせろー。書かせろー。...安西センセ、コードが書きたいです。

そこで思い出したのが、わたしが社会人2年目くらいのとき、超残業モードで働いてる側で「トラブル起きないかなー。そしたら俺もコード書けるのに」と宣っていた課長がおりまして、当時は「殺してやる殺してやる殺してやる殺してや...」と思ったモノでしたが、今ならその気持ちがわかります。

そう言えば、「お前が開発するな」とよく部長に説教喰らってる課長でした。

その190

結構前からなのですが、なんだか品質改善と称して、わたしたちのコードに 静的コード解析ツール PGRelief をかけることになって、「別部署」がそれを担当することになったのですが、そこ上がってくるレポートが酷い。

たとえば、

int func(){
    if (...){ return 42; }
    else { throw domain_error("fugafuga"); }
}

みたいなのでで、return が無いって言うし、

if ("hoghoge" == aString){
      ...
}

も、不正な比較っていう。(String に限らず、演算子オーバーロード全般ダメ)

単に C としてチェックしているように思えるのですが、彼らはちゃんと C++ としてチェックしたと言う。これが本当なら、false positive が多すぎてツールとして全然使い物にならないのですが、なんぼなんぼでも商用ですし、ソレはないんじゃないかな、と思います。やっぱり設定ミスじゃない?(けれどそれだと、その前に構文解析エラーになるんじゃない?と疑問におもわなくもない)

これをそのまま上げてしまう「別部署」もいろんな意味で問題だけれども(Cしかわからない人達でした)、「設定が間違ってるんじゃない?」という言い分には納得いただいて、もう少し設定を調べてもらう、ということになり、いったん話はクローズしまいた。

けれど半年以上たっても改善されず、そればかりか、横紙破りが「コードの方を直せ」みたいなことを言いだし始めているみたいで、ちょっと先行きがどんより。


十中八九使い方が悪い..と思いつつも、こころのどこかで PGRelief を信頼しきれないわたしがいて、富士通の人が私的に作った C用のツールを、商売っ気だして外部売っちゃった・・というルーツとかと併せて「『C++対応』というのもC++ の構文的なところで転けなくしただけで、解析内容は Cと同じなんじゃない?」と疑ってしまうわたしがいます。C++ の静的コード解析ってどれだけ大変なのかというのを想像すると特に..。

と、自分で使ったことがないツールに陰謀論的妄想を炸裂させても仕方がないので、自分で色々試してみようかなと思ったのですが、なんだか藪をつついて仕事をいっぱい背負っちゃいそうだな、と思い直して、ぐぬぬ中。

うーん、累が及んでからで十分かしら。

その191

林晴比古さんの コンパイラインタプリタ開発の本、どうなんだろうと気になっていて、なにげにレビューを期待していたのですが(この発言は省略されました)

その192

谷川史子さんの「清々と」がツボでした。

清々と 1 (ヤングキングコミックス)

清々と 1 (ヤングキングコミックス)

あぁぁ、こういうのに弱いのです。

その193

3月いっぱいで現在の現場から去ることになりました。社員余ってるから協力会社を切るという流れの行き着いた先なのです。

どうもわたしはその会社の ほぼ最後の協力社員になっていたらしく、協力会社を例外なく使わない、という社の方針だから、と言う風に説明されたときは、なんというか、不謹慎にもニマニマしてしまいました。「そして誰もいなくなった」が現実のものに。

むー、次の仕事も面白そうなのとれそうにないし、いっそ転職しちゃおうかな。

その194

それはそうと

講演の冒頭、「1970、80年代に起きたソフトウェア・クライシスではソフトウェアの需要が増大し、開発者不足が叫ばれ、大量採用、資格の量産などが行われた。これと同じような状況が組み込み分野でも起きており、最近“組み込みソフトウェア・クライシス”という言葉を目にするようになった」と、飯田氏は現在の組み込み業界をめぐる状況について語った。

組み込み開発フォーラム - MONOist(モノイスト)

って、どこの国の話なのでしょう。もしかしてわたしが井の中の蛙なだけで、日本全体としては組み込みの仕事が余っているのでしょうか。

その195

検査例外の話は、いいたいことは凪瀬さんに全部言われてしまって何も残っていないのです。

オブジェクト指向と型システムの狭間で例外を考える - プログラマーの脳みそ

ただ、根拠のない感覚の話なのですが、Java の検査例外の実装には、正常系と異常系のインターフェイスが癒着しているのが、気に掛かるなぁと感じます。

層というか粒度というか、それが正常系と異常系ってそんなに 1対1 にならないと思うのだけれど、にもかかわらずインターフェイスを解してモジュールがアシュラ男爵になることを強要されるようなイメージ。なんというか、C++的継承が ポリモーフィズムと差分プログラミングを 不可分にしてしまっているのと似た印象?

すみません、ちゃんと考えた話じゃないし、Java は使っていない人なので、我ながらトンチンカンなことを言ってるんじゃないか、と不安爆発です。

ブレインストーミングだとおもって、さらっと流していただけると助かります。

その196

「みねこあ」はもともと「みねこ」という名前が空いてなくて、絶対被らなそうでそれなりに耳に残る名前をと作った 名前なのですけれど、

みねこあネット通販

ビックリです。

どんな名前だって被るときには被るものなのですね〜。

その197

迷った末に値段見て春物ワンピースを諦めた。これに比べたら中古ワークステーションは安いよねっ、UPSも買っちゃおうかなと思った。

Yuki Yugui Sonoda on Twitter: "迷った末に値段見て春物ワンピースを諦めた。これに比べたら中古ワークステーションは安いよねっ、UPSも買っちゃおうかなと思った。"

は、反則だと思いました。この台詞には「萌え」と呼ぶのも十分でないくらい、こころにグッと来るものがあります。

漫画を一本描けてしまう、というか、ネームを切り始めるわたし。

その198

妹が iPhoneを 買ってご満悦。影響をうけて凄く欲しくなります。でもでも。

その199

今日は父様 の手術だったので、有給休暇をとって病院にいました。ケータイはともかく(わたし 持ってないし)、パソコンが使えないのは辛いところ。依存してるなぁ。

仕方がないので、貯まっていた未読ラノベを持って行ったのですが(技術書は、手術が気になって頭に入らないかな?とか思ってしまったので)、1時間に1冊くらいのペースでしか消化できなくって、読むのが遅くなったな〜、と実感してしまいました。

頭のクロックが下がっているような。年ですね..orz

*1:PowerPoint がない事はよし