ぼくの操球を守って

猫のトラックボールルームは、普通に買えるトラックボールのみを取り扱うサイトです。・・・が、今やレビューアイテムの殆どが普通には手に入らなくなったモノばかり。まさか、わずか数年でこんな事になるとは。

今や Microsoft が撤退し、Kensington も新作を出す意欲は皆無(というかドライバすら更新しなさそう)、Logitech は・・・、法人顧客がいるから販売は簡単にはやめないだろうけれど、新しいのも出してくれないだろうなぁ。ああ、なんたること。サイトまで作って実現しようとした「もうちょっとトラックボーラーの多い世界を作る」という野望は、今や風前の灯火です。

とはいえ、CT-100 と Expert Mouse 7 がまだ健在なトラックボール業界です。ハイエンドにはそれなりに恵まれている様子(とはいえ、Marble FX のようなのは、潰えて久しい)。今足りないのはエントリー足りうるエントリー機です。

マウスにホイールの付いていない機種を捜す方が難しい昨今、Marble Mouse や Orbit Obtical が如何に良いトラックボールであろうとも、「トラックボール試してみてもいいかな」という人の懐を開かせるのは難しい。そこで大きな役割を果たしていた Microsoft の Trackball Explorer の不在は、正直致命傷といっても過言ではありません*1

普通に入手可能で、5,000円そこそこで買えて、見た目で「使いにくそう」という不安を与えず、最低「ホイール付き3ボタン」の機能を満たす。今必要なのはそんなトラックボールです。

発掘戦艦でもいいのです。誰か助けて、(T△T)

*1:実は Forth は良い線行ってるのですが、いかんせん「見るモノに与える心理的影響」が全然考慮されておりませぬ・・・