魔界通信

ちょっと前の話ですが、週刊アスキーを読んでいたら、19万円のトゥールビヨンが通販にでていて
ビックリしてしまいました。だってトゥールビヨンっていったら 100万円以上、スゴイのになると1000万円台になるミニッツリピーターや永久カレンダーと並ぶ機械式時計の最高峰技術です。それが19万円なんて「モドキ」じゃないのぉ? と、ちょっと調べてみました。


http://www.dinks.jp/333/index.html

・・・・・・本物だ。本物のトゥールビヨンが 19万円ってスゴイことです。


トゥールビヨンは姿勢差による時計の狂いを防ぐため、テンプ・雁木車・をグルグル回転させちゃう仕組みです。だから実際に持ち歩いてナンボなのですが、1000万とか安くて100万とか
そういうのを腕に付けて何気なく使えるヒトはそう多くないです。それが普通の人が使って気に病まない値段のビヨンというのがスゴイ!興奮してしまいます。(なんて興奮度合いをとても共感できるのはこちらのレビュー)


どうやったら 19万円でビヨンが作れるんだろ。と思って Webをブラブラ捜してみると、


B-Barrel(ビーバレル)時計製作者のつぶやき・・


見つけました、開発者のブロク。

この値段の秘密は中国(このブログの主 ぶー さん曰く「魔界」w) の技術のお陰です。すごいよ中国。さすが魔界、何が出てきても驚いちゃいけない。

なんか、このブログにはちょっと感動してしまって、持ち上げるでもなく、見下すでもなく、中国を等身大で見れる素通しガラスの目と、良いものを作ろうという情熱に、じーんと来てしまいました。

応援がてらに B-Barrel さんの時計を買ってあげたくなってしまったのですが、あいにくあたしは懐中時計一筋・・・、買っても使わないことは目に見えてます。うーん、懐中時計をリリースした暁にってことで。



追伸:
と、言いつつBB0026のデザインにかなりクラッと来てるのは秘密です。