偽ってなんだ!

珍しく本当に怒っています。

ドラえもん最終話の同人誌は素晴らしい出来でした。しかし売れすぎた・話題になりすぎたので、小学館著作権法違反として訴えられることになりました。

しかし報道ステーションの「偽の単行本」という言い回しはなんだ!
同人誌は「自分の作品」として二次創作を発表するものであり、断じて「偽」だので言い回すものではない!二次創作はその作品への深い愛があって初めて「書きたい!」と思うモノです。同人誌は儲ける為に書いてる訳じゃない。ヒトに読んで貰いたくて書くものです。

商業誌に書いているような漫画家だって、二次創作同人誌を良く出します。好きな作品について語るのは楽しい、好きな作品の同人誌を作るのは楽しい。それだけなのに、それが大事なのに、なんなんだろう、この悪意に満ちた報道は。

二次創作が解らない人間が、創作を語るおごがましさに心底腹が立ってしまったのです。アニメや漫画が世界に誇る日本の文化とか言っておきながら、業界を葬り去るかのようなこの動き。二次創作を禁止したら、もうお終いです。今を食い尽くすことばかりで創ることを知らない人間が世の中を動かしているのだから、そんな国は終わってしまうのは自然なことなのかもしれませんが。