Logitech CT-100
最近 Logitech CT-100 を使っています。MS Trackball Explorer や QBALL はもう無いし、Streamは地雷だしと来ると、ある種のニーズを満たす上で本トラックボールを避けることはできません。
我が家には CT-100 は2台あって、1台は妹にプレゼントしたものです。もともとトラックボールに填るきっかけは、妹へのトラックボールプレゼントでしたから、猫にとっても CT-100 は思い出深いトラックボールです。
「自分用の購入自体もだいぶ前に済ませていたのですが、どうも食指が動かないでトラックボールスタックの下の方に積んであったのですが、そろそろ猫のトラックボールルームもネタが無くなってきましたし、CT-100のレビューも視野に入れて本格的に使ってみました。
しかし、CT-100 は使えば使うほど ??? となるトラックボールです。左クリックボタンの小ささ、前後左右に動かしたつもりが×の字に動く変なボール<->カーソル挙動マッピング。ちょっとこのボディには小さすぎるんでないかいなホイール。一言で言えば腐ってます。Logiのトラックボールの不幸はLogiのマウスデザインが迷走しているときにリプレースが掛かったことでしょうか。かの名機 Marble FX ですら腐らせてしまったデザインセンス。しくしく。*1
そんなそのまま色濃く残す CT-100 ですから当然腐っております。――が、腐っても Logitech なのですよねー。筐体の質感や各部の作り込みに感じる Logitech クォリティはウットリです。
というわけで、以下CT-100について感じたことを箇条書き
- カーソル挙動について
- はじめはカーソル挙動の向きに合わせて斜めに置いた本体に手を添えるスタイルで使うデザインなのかと言う仮説を立てて試してみた
- ボタンが致命的に使いづらくなるので、これがデザイナの意図じゃないことは解った
- では×の字挙動自体がデザイナ意図なのかな?
- A:センサの位置の都合説
- →天下のLogitech がこれをするかなぁ。
- B:×は実は使いやすいというデザイナの主張
- →これは微妙。対角線向きの移動をしたい頻度のほうが高いとかあるのかな?
- A:センサの位置の都合説
- 慣れが必要ですが、逆に言えば慣れれば何とかなります。でも慣れたらこれが使いやすいのよ..と言う風には今のところ感じていません。
- はじめはカーソル挙動の向きに合わせて斜めに置いた本体に手を添えるスタイルで使うデザインなのかと言う仮説を立てて試してみた
- 左ボタン群について
- デザイナ意図としてはボタン1 とボタン4,5 の上に常に親指をのけておいて、傾け方によって押し分けられる、そんなスタイル。
- しかしコレはデザイナの独りよがり。技術あるけど心がないよ。TurboRing のボタンデザインのようにユーザ側にっあた押しつけないボタンデザインをして欲しかったです。
- 左ボタンが親指皿の部分に一杯にひろがっていたらスゴイ使いやすかったのに。
- デザイナ意図としてはボタン1 とボタン4,5 の上に常に親指をのけておいて、傾け方によって押し分けられる、そんなスタイル。
- 右クリック
- 配置、大きさ、感触は悪くないけど、筐体の一部を切り書きましたなボタンはどうなのよ。
- 形優先で操作性は二の次ですか?マーブルやトラックマンホイールを見習いましょう。
- ワイヤレスについて
- キャッチフレーズ
- 腐ってもLogitech
- 秘技!×の字カーソル挙動!!
なんだかダメだしばっかりになってしまいましたが、でも悪いトラックボールじゃないんですよ。「ど〜してこ〜なるの?」なだけで「だめだめだめ」じゃないです。実は×の字挙動ボールにも 猫はあっさり慣れてしまえたので(えっへん、ちょっと自慢)、このトラックボールは文句を言いつつも結構使いやすいのです。