海をみあげて

海をみあげて (電撃文庫)

海をみあげて (電撃文庫)

日比生典成さん。鯨が空を飛ぶ街のお話。実体があるわけでもなく、ただ空と海か重なったように見えるのですが、彼らのふく潮は雨となってふりそそぐ。現代だけどファンタジーな世界で、真琴は今日も元気です。

さくっと30分くらいで読めてしまいます。雰囲気を味わう作品で、疲れているときには癒されます。3本の短編という形で作られています。全部主人公は真琴ですが、それぞれで主人公を変えてみても面白いかも。