PS2 の NiGHTS は良いものです

PS2版 の NiGHTS ですが、NiGHTS の為に サターンが現役のあたしとしては、当然購入の運びとなりました。

この NiGHTS パッケージ、マニュアル、CDのレーベルも含めて移植度高しです。おーっ!やるわね、セガ!(なんでセガエイジスじゃないのかしら)

ただ、残念なながら気になる点が無かったわけではないのです。

  1. いちいちメモリカードセーブを尋ねる点。NiGHTS のゲームフロー(1ステージ終了毎にタイトル画面に戻る)を考えると非常に鬱陶しいです
  2. ボス戦の音楽の切り替わり(入と出両方とも)が遅い(ロードのため?)。これはゲームのリズムが間延びしてとても気になります
  3. 全般にサターン版にくらべロードが気になります。サターン版ももちろんロードはあったのですが、演出でロードを意識させなかっただけに、とても気になります。*1
  4. クラリスの胸が豊かに...orz


そのなかでも特に何が残念かというと当然4番目でしょう。


(比較映像)

実はオリジナルでもハイエンドCG は中学生らしからぬ豊かさだったのですが、サターン版のモデリングはポリゴンのなさも手伝ってか 14歳らしいかわいらしさがあってお気に入りだったのです。もちろんPS2版は旧ハイエンドモデルに合わせただけなので、ある意味正しい姿に戻っただけなのですが、残念なものは残念。本当に残念です。あぁぁ残念。なのでサターンモードばっかりでやってしまう私です――人としてなにかが終わっているような気がします(w

プレイ感覚の方は、良いです。良いんだけれど、うーん、でもマルコンほしい、というのが正直なところ。Wii版 と違って 特に操作に不自由するわけじゃないのですが、やっぱり微妙に遣りづらいです。特に PS2パッドでプレイすると 何故か凄く肩がこります。

キノコ型アナログスティックの方が大抵のゲームで使いやすいので、現行ゲーム機のコントローラはみんなキノコスティックになってしまいましたが、NiGHTSというゲームではそうでなくってやっぱりマルコン風アナログスティックが使いやすい。で、多分マルコンのアナログスティックデザインって NiGHTS に引きづられてああなったんでしょうね ――なぁんて、セガがハードホルダーだった頃に思いをはせるのも、幸せなひとときです。



気づけば 容赦なくマニア心全開になってしまい、好きと言う変わりに難癖付けるようなエントリになってしまいましたが(w 、この PS2版 NiGHTS は良いものだと思います。

NiGHTS と言うゲームが私は大好きで、それは A-LIFE の好感度で音楽が変わったりとか、やりこみが愉しいところとか、時間内に戻れないと(即ゲームオーバになるのではなしに)エリオット/クラリスで頑張って戻りなさいというところとか、細かい端々 の積み重ねが大好きなんです。

グラフィックがリッチになっているのだって(私にとってのクラリスの胸以外w) 元のイメージをまったく壊していないですし、パッケージの隅々にいたるまで「そのまま」を目指した作りに好感がもてます。こういう移植をしてくれたのは本当にうれしいです。


それにしても さんざんやった Spring Valley なのに A がなかなか出せませんでした・・・鈍りすぎですよorz

*1:当時は 初のディスクメディアゲーム機世代だけあって、"Now Loading..." と出したらクリエータとして負け ・・・みたいな風潮があったなぁ