サンワサプライ トラックボールプロ

綺麗な内に写真撮影はレビューサイトの鉄則です。というわけで、風邪をおしてパシャパシャ。トラックボール自由研究さんに先を越されましたが、きにしなーい、きにしなーい。

で、その感想はというと、、正直驚きました。サンワサプライは本気で自社のフラッグシップ機を造ってきました。

分解してみてしみじみ感じるのは、サンワのフラッグシップトラックボールを真面目に目指して作られているなぁ、ということ。どこもかしこも手抜きのない、高級ポインティングデバイスをつくるぞー!という気概にあふれてます。正直、Expert Mouse 7 よりも造りがしっかりしています。これは素晴らしい。

そんな本機の設計ですから、いろいろ見所は多くって目移りしてしまうのですが、そこらへんは個別面談にまかせてここではハイライトだけ。

なんと、ボタンにパンタグラフがついてますよ!キーボードでは一般的なこの構造ですが、マウス類のボタンでは始めて見ました。



さて、設計よりも大事な実際の使い勝手については、まだ全然使い込んでいないので何とも言えません。第一印象はまずまずといったところ。

まず最初に断っておくべきは、パームレストなしの使用はちょっと無理っぽいです。パームレストがついて初めて完成系。ここの脱着機能は、「お気に入りのパームレストと交換してね♪」というカスタマイズのための配慮と思った方がよいかしら。

あと誰もが気になるちょっと背が高すぎるかなと言う所。

ボールの高さ自体は EM7 と大差ない(ちょっとだけ高い)のですが、それを気にしてボディラインでなるべく低く見せようとしているEM7 にくらべ、こちらは清々しいまでの「あるがまま」っぷり。ボールとボタン面との高さの差は、トラックボールプロ のほうが小さいです。


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Logiのトラボも撤退ではなく、新モデルへチェンジでしたし、良いこといっぱいという感じです。