コミケット1日目

さて、いよいよこの季節がやってきました!冬コミです。

はぁぁ、お日様がこんなに恋しいなんて。夏のときとは嫌悪が逆転しますな、おひさま。

そんなこんなで一日目のレポートです。

行列・交通事情

西地区の長いエレベータは夏に引き続き使用禁止。なので会場内のフローがやっぱりおかしいです。具体的には西地区の入場が詰まります。企業と同人の列の分離のスペースがとれずに、同人が買いたくても分離できない。で、企業に道連れで入場出来ませんでした。(始発組一日目なのに、20分までラミエル前で全く動けなかったです)

あと行きたい方に移動できるほどの余裕がないから恐ろしい混雑で、転びそう、押しつぶされそう。久しぶりにコミケの行列でけがをするんじゃないかと恐怖を覚えました。待つのは仕方ないけど、スタッフさん。けが人が出そうな運営は、めっ!、ですよ。(と、何様のつもり発言 すみません)


初日のフィードバックはいれられるかな?微妙かしら?・・・というわけで、今回は西ホール同人が目当てでも東から並んだ方が良いかもです。

配置

初日はアニメとゲーム、特撮だったので、私のサポートジャンル的にゆとりのある一日でした。なのでじっくりゆっくり回ることが出来て、日頃「一冊でも多く!」と阻止限界点に挑むような気持ち(まにあえーっ、まにあえーっ!)でコミケットに挑む私としては、初心に返る気持ちでした。

「フッ、なんか大切なモノを見失っていたようだね、わたしは」とか中二的に顧みるのが、この場では正解です。(AURAみたい)

PS0

ファンタシースターゼロ(PS0)が発売に成ったばっかりなので、行きの電車でやりながら行きました。電車の中で起きていられるのは初日の特権ですね。PS0 といえば、ファンタシースターブース、さすがにゲームで発売3日で突発本はありませんでした。残念。明日のマリみても、新刊発売後3日ですが、こちらはどうなるかしら。ワクワク。

今日のめっけもの本

大切なモノを再発見の結果、ブラブラで見つけた素敵な本達。これだからコミケットは止められません。

まずは サークルVPS、二代目市川松三郎さんの 猫の写真集、「お猫様万歳」

野良猫の写真集です。猫取り写真は珍しくないのですが、この写真集の場合殆どがローアングル写真、猫に目線があった(目があった)写真になっていて、そこが素敵で心惹かれてお買い上げしました。


ぐにょーん。

オリンパスEシリーズで撮った本と聞いて、多くの機種が フリーアングル液晶を持っていて小型軽量、望遠に強い E-System は なるほど猫撮りに向いているのかも。欲しくなっちゃいますね。




次にteardropさんの人工衛星擬人化シリーズ。冬の新刊は「かぐや」でしたが、何より心を熱くさせてくれたのは、ミネルヴァの本、「Hopping pretty」。

具体的にどんな本かというと、


(「内部トルカ方式検証のために行われた『ミネルバホップ実験』の様子」と書かれている。・・・つまり挿絵)


こんな本。とはいえ、すべてが萌え絵置換されているわけじゃなくって、真面目に書くべき所は真面目に書いています。科学読み物としてもこの本は、生半可でない完成度があります。

とか、

という風に。

素敵。それだけでなく、ISASのblogで日々増え続けるリポDの空き瓶が海外で話題になったりですとか、イトカワのラッコ座標系の話ですとか、非常にしっかり(取材もしてるそうです)マニアックに、そして愛情を込めて書かれた人工衛星の本です。こノクォリティこそ萌え本の証ですよ!

そして・・・

あぁ、、、。ミネルヴァはいまもイトカワの周りを周回していると思われます。そして、イトカワが次に地球にやってくるのは100万年後。そのとき、彼女は元気にしているのでしょうか。


最後に サークル わいえふえふ工房さんの グラーフアイゼン制作記、正式タイトルは「鉄の伯爵製造計画第九次中間報告書」

模型サークルさんが 普通に 1/1 グラーフアイゼンをつくるネタなのですが、その中のエピソードによりにもよってワンフェス出店の帰りに警察の職務質問(車両)があって、そこにはどう見ても鈍器としか見えない1/1 グラーフアイゼンが・・・(w と言うネタに思わずお買い上げしてしまいました。

突然、警官Aが強い口調で積んであるのですか?
「この金属パイプと金属の玉、コードと時計はどういった使用目的で積んであるのですか?」

私は展示品のグラーフアイゼンを組み立てだした。
困惑が隠しきれない警官二人。
そして鈍器が出来上がった。
「えっと、グラーフアイゼンと申しまして、魔法少女リリカルなのはA'sってアニメに出てくる魔法少女の杖です。

確かに、レイジングハートならまだしも、グラーフアイゼンじゃ、あれだけ見るととても魔法少女アニメの杖の類なんて見えませんものね。そのあとビジュアルファンブックを警官に突きつけ なのはの解説をするハメに・・クックックと忍び笑いが漏れてしまいました。怪しくってごめんなさい。

この後 グラーフアイゼンジェットエンジンを積みたいから一つ譲って欲しいとか、世の中凄いなぁと感心です。

あと、ビックリしたのが痛車ステッカーが、結構な島になっていること。需要高いのですねー。一枚買って帰ろうかともおもったのですが、使い道がないので止めました。(貼ってくれそうな友達がいれば喜んで買って帰ったのに)

普通の本

コミケットといえば、弱小ジャンル。これだけアニメが乱発される昨今でも、気に入ったアニメの同人誌が手に入るのはうれしいです。

まずは大好きなシムーンから、サークル Fi-eltzさんのドミリモ本「たどり着きたい場所」。

シムーンのキャラデザ/総作画監督のASさんのサイトにあったシヴィラになる前のドミヌーラをイメージソースに書かれた本です。

もう一組の永遠の少女達。シムーンファンとして、うれしくもマニアックな同人誌です。



お次はエスキスさんのRD本「残歌」

これはベストRD本だっ!という出来で、出会えたことに感動です。笑いあり、作品への愛あり、しみじみもあり、凄い出来。笑いの一端だけでも

くはっ、ジェ、ジェニーさん。



最後に、マメコさんの 時かけ「Wish」

状況は読めないのだけれど、真琴と千昭が未来にあえた後の話っぽい。設定は解らずとも雰囲気に飲まれてお気に入り化しました。シリーズで欲しいなぁ。

801

気がつけばアルト姫といった感じです。あとカヲシンとかとか。

アルト姫は、ミハ×アルばかりでした。むー、兄様人気ないなぁ。801 じゃないけれどとても素敵だったのが、熱闘ジャンキーさんのシェリル×アルト本「Cherry」

なんというか、

後ろの方だけどっ!・・・素敵。アルトはもちろん、シェリルの可愛らしさにもメロメロになってしまう、そんな本です。


EVA のやおいはこの二冊。

相原乙女さんの「不幸な少年の絵本」は本当にカヲルくんが可愛そうなことになっていて

強制女装で校内放置。しかも、このあと洒落にならない(笑えない)ほど可愛そうな目にあうという。

相原乙女さんはやおい以外も結構買い込みモードで、とても面白かったです。なんだか貞本EVAが凄く読みたくなりました(←読んでない人)。バカヲルってw 次回以降、巡回ルート組み込みだにゃー。

ただ、EVA はギャクでもやおいでも、最後にネガティブというかシリアスというか、心に痛い終わり方をする同人誌が多くって、やっぱり原作の空気をまとってしまうモノだなぁと思うのでした。

Comic Green Tea

去年の冬コミが「聖地の珈琲」、夏コミが「Commic Water」でしたから、冬の珈琲/夏のウォーター で定着すると思いきや、今年の冬はComic Green Tea でした。

冬なのに冷たい緑茶は予想外でしたなぁ。絵柄はこんな感じ。

Comic Water に引き続き 西又 葵さん。お米といい、なんか萌えパッケージの定番となってしまいましたね。

お土産袋は、Comic Water の時よりも一回り大きくなっていて、中に横倒しでペットボトルが入ってます。チャックをしめられるようになったのがウリですね。

ちなみに 自販機では Comic Water も継続販売してました。おそるべし、西又葵 効果!

帰り・水上バス

夏コミで増発もなく、もう交通手段としてはイマイチになっちゃったのかな?とおもった水上バスですが、冬はしっかり増発有りで、快適な船旅が戻ってきてました。よかったよかった。