コミケット2日目

私は始発組なのですが、冬コミは到着時はまだ夜の様相で、ゆりかもめ から見る夜景が綺麗です。そして列に並んで空を見上げると、北斗七星の柄杓の柄と、うしかい座アルクトゥルスおとめ座のスピカが織り成す春の大曲線が美しいです。

というわけで、コミケット2日目です。


交通・混雑

豊洲早朝マラソンがキツイ。有楽町線のホームからゆりかもめまで、ゆりかもめの輸送力の乏しさから、競争になってしまっています。うう、階段を駆け上る体力はあんまりないですよ。(危険なのでまねしないでください)

昨日いちゃもんづけした西の行列進行ですが、今日は比較的スムースに動きました。これは昨日のフィードバッグが入ったのかな?

で、朝、東地区に入ったら、ギョッとするくらい空いていて、ビックリ。東は今日は終日余裕がある感じで(大手列を除くw)、とても愉しく廻ることが出来ました。

・・・って、同人ゲームのあった西地区が凄いことになってそうですね(私は行っていないので、想像)。

同人誌について

今日はなんだか財布の紐をなくしてしまったみたいで、すごい勢いでお金が無くなっていきました。欲しい総集編が多くって、ガリガリと財布の中身が削られていきました。まるで PSO のチャージ系の武器のよう。財力の続く限りわたしは無敵よっ!


そんな同人誌の山の中から、まずマリみて

発売したばかりの ハローグッバイ ネタですが、

マリア様がみてる 33 ハローグッバイ (コバルト文庫)

マリア様がみてる 33 ハローグッバイ (コバルト文庫)

ほとんど同人作家への挑戦としか思えない日取りで発売される新刊と戦い続けた百戦錬磨のマリみてサークルさん達にとって、3日あれば十分な時間ということらしいです。殆どのサークルさんにペーパーかコピー本がありましたよ!


わたしが買っただけでもこんなに!凄いですにゃあ。

いろいろネタはありんすが(ミツバチチェンジですとか、呼び捨てエピソードですとか、強制ロザリオ授受ですとか)やっぱり瞳子の愛称ネタ。蓉子様がこういうの苦手なのでそのままでしたが、やっぱりかわいそうかなぁ、とかとか思っちゃいます。「とこたん」も良いですがわたしは「ドリリン」を押したいところ。

発売日前までに出来そうなこと(間ページの準備とか、表示とか)を予想で書いて・・・みたいな、壮絶スケジューリングをしていたりと、ひたすら頭が下がるマリみて同人の皆様です。ありがたや〜。とはいえ、事実上の最終巻だったのは予想外、と言うコメントもちらほらで、ハローグッバイ、夏は仕切り直してくるのでしょう。今から愉しみです。

それにしても、


マズルカSTEP さん「卒業前風景」)

は、「由乃さんにやられたっ!」と思ったに違いない。



さて、普通の(?)マリみて本の紹介です。・・・というか、私もまだ全部は読み終わってないので、目立ったのだけピックアップしているだけなのですが、まずは抜群に目立つ マリみてもの

今回のネタは可南子ちゃんと笙子ちゃん。もろ私のツボです。

あぁ、本当に竹本泉センセが描いてる見たい・・・と思ってしまうのはわたしだけじゃないようで、カナコライフのあとがきには

:あ、あの 小学生の頃からの大ファンなんです!“なかよし”読んでました!!
:え?あ、いや、ちょ・・・
:応援してます これからも頑張ってください!それじゃ!
:・・・・・・“また”ですな
:“また”ですよ

なんてエピソードが(w

でも本当に「竹本泉センセがマリみての同人やっててつくった本だよ」と言われたらわたしも信じちゃう出来だから、仕方がなさ過ぎなのです。

さて、もし○○さんがマリみての同人をつくったら・・・といったら、サークル ドム御一行さん。ただし、こちら様はパロディを狙って似せたのじゃなくって、影響を受けていらっしゃるのですが(だから最近は絵柄が少し違ってきたです)。

ドム御一行さんは 似てる/似てないよりも、おはなしが素晴らしいので、わたしは大好きです。(マリみてじゃないけれど、菜園シリーズも好き)

この間がすてき。


ビックリしたのが BetterSweet さんの再録本

何が?って

なんとハードカバー。(写真でわかるかな)こんな豪華な同人誌、わたし始めてみましたよ。


裏表紙かわいさに買ってしまったのが、こちかぜ文庫さんの「シャッター音の消えるまで」(蔦子×笙子本)

シルバニアファミリーな蔦子さんと笙子ちゃん、もう、可愛すぎます。さらに にくいのが、購入するとついてくるポストカード。

シルバニア蔦子さんが撮った(?)シルバニアリリアンの生徒達。ごきげんよう。さらに四つ折りで入ってるこれ、

コスモス通信!これは、本当にできが良すぎて知らなきゃ騙されます。凄い!



最後にちょっと(?)マリみてから外れますが、面白かったのが、先ほどの「まりみてもの」のサークルさんの なのは×FSSネタ。

モーターヘッド化した なのはさん


違和感のなさすぎです。この後もっと凄い装備になっていくのですが、

『ブラスターモード』と呼ばれるフル装備のこの仕様は、なのはが得意とする長距離砲撃戦仕様を突き詰めるとこうなる、と言う良くも悪くもいい見本である。超長距離に特化しながらも、攻撃力は落ちるどころか凶悪なまでに増強され、威嚇も出来ない(威嚇に使用しても目標とした対象を撃墜してしまう)レベルである。ここまでくるともはや笑うしかない。

あはははは。・・・いや、白い魔王は伊達じゃないですね。



そんな、燃料投下の激しいマリみてブースを尻目に、いっこうに新作が出ない十二国ゴーストハント。こちらは既に自給自足が長いです。でも、十二国はこれからちょっと縮小しそうかな?ゴーストハントはもう、何処吹く風といった感じ。

というわけで、当然出るのが 小野主上が続きを書かないのなら、自分で書いちゃえ!な同人誌

801倶楽部さんの「動き出した時間。」ホワイトハートに移ってせっかく出てきたゼロ班と広田さん、これで浮かばれるかな?(実は夏の新刊で、夏も買っていたり(^^;・・・今年下半期はとても忙しかったので同人誌が夏コミの同人誌が消化し切れてなかったのです...)竜's さんの「悪夢の欠片」は残念ながら下巻しかありませんでした。(上巻は夏コミ新刊なので、ひょっとしたら・・・と思ったのですが、無かったです)


「完結して一息」のAREAのブース。

わたしは日頃(?)AREAブースを廻っている訳じゃないので、一見さんモードでしが、あとあとの続きネタ(愛ちゃんネタとか)も多く、ブース自体は長期戦モードに移行したかな?と感じました。まったり。それにしても、狙ってた暁x灯里を買い逃してしまいましたヨ...orz。


コミケットといえば、マイナーファンサークルも魅力的。田中ロミオさんの AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~の同人について、カタログに予告がでてたので行きました。

こういうマイナー本があるのがコミケットのいいところよね・・・とここまでは良かったのですが、いざ行ってみれば そこに有ったのは、本編に当てるエッチエピソードのパッチ集という非常にイタい本でした・・・・。

なんでもアリアリを心情とするわたしも「うっ」・・と、買うのを躊躇したのですが、いや!、妄想戦士ネタの原作の妄想パッチというメタ妄想っぷりは、むしろこの本の同人として正しい姿なのではと思い直して購入です。


とらドラ!では 櫛枝竜児本がツボでした。BIBASUKU さんの 「俺の彼女がこんなに可愛いわけがない。」

なんというか、


うはぁ〜っ、、うん、ツボです。原作への愛情のあふれている同人誌は大好き。

結局タイガーってどうなるんですか?



無駄にどろどろしても
どうしようもないので省きました・・・

あはは。


完結した話といえば・・・はこぶね白書。ジャンル合同本がでてました。

かなり分厚いのですが、穴埋めとか烏合の衆とか、そういうふうに思わせない厚さの分の愛がつまった感じで、キュンときます。


最後に夏目友人帳ブースですが、行くのが遅かったので、狙っていた本は売り切ればかり。収穫ゼロでした....しくしく。ニャンコ先生×夏目 本 欲しかったぁ〜、、、。

801

心の潤い、本日のやおい。まずは (マ)の ユ×ヴォ本

(マ) はカップリングが難しいというか、本編の微妙な立ち位置というか、上手く言えないけれどわたしにとって難しい。なので、実は初めて買った(マ)同人誌だったりします。鏡の国で積極的なユーリというのが非常にツボでした。

うにゃん♪


そして よつばと本。

むぅ、この発想はなかったというか、なるほど、そうじゃなきゃおかしいよね、とか。よつばと読んでいるときは 腐スイッチが切れているんだなぁ、と改めて自覚。まだまだ甘いなぁ。

その他ネタ

コミケスタッフ募集の張り紙が何気なく貼ってあったのですが、

これだけの出来のものが、段ボールの切れ端にマジックで殴り書きですよ・・・。創作のインフレ。絵描きばっかり集まる場。これだからコミケットは恐ろしいです。あぁ、コミケット賛歌とは同人賛歌!!