フィルムで写真、今年の抱負

先日久しぶりに新宿のヨドバシカメラに言ったら、フィルム館が無くなっていてビックリしました。

周辺を良く探したら、小さい店舗(しかもデジタルプリント機と一緒に)になっていたダケなのですが、なんだかとても危機感を覚えました。店内に入って売り場を見渡せば、おぉっ!ローライのフィルムのカタログが置いてある、とちょっと興奮。フィルム1種類毎に1ページを割いてある立派なモノです。

下手なコンデジよりしっかりしたカタログに「やるわね、ローライ」と嬉しくなったのですが、よくよく見れば一セット(10本)1万円とか2万円とかのフィルムのカタログです。・・・なるほど、立派なカタログに見合った立派な金額です。

そういえば、去年一年間でつかったフィルムの数を数えてみたら、26本でした。・・・・すくなっ! 一本600円程度のフィルムしかつかっていないので、1万5000円くらいしか使ってないや。自分で思っているほどわたし、フィルム業界に貢献してないわ...orz

もちろんそんなに頑張ってフィルム需要を底上げしようとしなくてもフィルムは無くならないでしょう。けれど、フィルム需要減を暗示させるフィルム館の縮小や、高額フィルム市場への移行を連想させるローライのカタログとかを見て、近い将来、本当にフィルムが高くなって今みたいに気軽に写真はとれなくなってしまうんじゃないか、と不安になります。


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今わたしがフィルムカメラを使う理由は、それがお気に入りのカメラだから。特に Nikon S3 にハマってからは、露出計の無い(or 壊れた)カメラで写真をとるのが愉しい。積極的にフィルムである理由でないから、例えばコンパクトなデジタルレンジファインダー機なんか出てきたらコロっとデジカメに転んでしまうでしょう。

一方で、今こそフィルムで写真を愉しむラストシーズン!なので、フィルムらしい愉しみをしておくべきだとも思うのです。たとえばトイカメラ系の発想とか、フィルムを愉しみつくしているなぁと思うのですが、わたしの固い頭だと、なかなかそうはぶっ飛べないのですよね。もったいない、もったいない。

なので、固い頭+フィルムらしさ→今年は中判にでも手を出そうかな?と思っています。けれど、お金がないので機材をそろえる踏ん切りがなかなかつきません。

フジフイルムのGF670が良い切っ掛けになりそうなのですが、値段、いくらくらいになるのかなぁ。(フォトキナでポロッと出てきた予価30万円は、個人的懐事情でムリなのです)


フォーマットの話はおいといて、せめて、年間フィルム50本以上は写真をとるぞー・・・というのが、わたしの今年の抱負です。