つれづれ

その275

職場が変わって会社でメモメモしても持ち出せなくなったので、つれづれできなくなっていたのですが、なんだか「王様の耳はロバの耳」と叫ぶ穴がやっぱり欲しくて、胸のうちがモヤモヤです。

で、家でつれづれメモをとるようになってしまいました。なんだか本末が転倒しているような気がしますが、「つれづれ」にはもう一つ、考えや配慮の浅い事を書いても許してね(はぁと)という位置づけもあるので....。

その276

Ubuntu Magazine ですが、5/31発売の最新号は、まいんちゃんが表紙なので売り切れ必至・・・みたいに煽られたので、Amazon で予約してみたのです。

Ubuntu Magazine Japan vol.04 (アスキームック)

Ubuntu Magazine Japan vol.04 (アスキームック)

が、発売日の帰り道にいつもの本屋に寄ったら普通に置いてありました。「予約すること無かったかな、ご近所のひいきの本屋さんにお金を落とした方がよかったかもかも」そんなことを思いつつ帰宅したのですが、そしたら届いてないでやんす...orz

余計な事をした結果が konozamaですよ。とほほ。雑誌が発売日に間に合わないと、想像以上にがっくりきますね。

その277

Ubuntu Netbook Edition は本当に快適です。最初は「試しに使ってみよう」なつもりだったのですが、なんだかとても気に入ってしまいました。こりは孔明の罠!?

そんなわけで一週間使ってみての感想です。

いいな、と思っているのは主に2点。

一つは Netbook Edition のデスクトップデザインで、さすがにネットブックに最適化したと謳うだけあって、比べてみれば もともとインストールされていた Windows XP よりも使いやすさを実感します。

ウィンドウを開くとデフォルトで最大化とか、タイトルバーを上部パネルに統合してくれるとか、パネルのUbuntuマーク(スタートボタンみたいなの)を押すとスタートメニューではなくデスクトップ(=階層ランチャ)が前面に出てくる(Windowに邪魔されない)ところとか。そういうのは地味で、最初はどうってことない事だと思ってたのですが、使っているうちにそこらへんがじわじわと効いてきますね。

もう一つはアンチエイリアスの掛かった綺麗なフォントです。見た目の美しさだけでなく、極小表示にしても結構意外に読めてしまうことが嬉しい。小さくしても「ぱ」と「ば」とかの判別が楽勝なのは、やってみるまで想像もしてませんでした。

というわけで、極小フォント作戦はかなり実用的。解像度の高い液晶と同じようなメリットを手軽に味わえるのは嬉しい次第。嬉々としてちまっこいフォントで Emacs でコーディングしているわたしです。

その278

最近わたしが「もうLinux でいいじゃん」なのは、LinuxUbuntu 自体の話だけじゃなくって、最近のわたしの周辺事情──具体的には転勤でお仕事の進め方が変わったのが理由でもあります。

というのも、転勤前は社内資料が Excel だったり したのだけれど、新しい拠点ではすさまじいことにワークフローが紙ベースで進むようになっていて、申請書を手書きして FAX で送ったり、勤務表を OCR用紙に一生懸命マークしたりと、「うちは何の会社よ!」と突っ込まずにはいられない状況になりました。

なので、MS-Office の出番がまったく無くなってしまったという...。

逆に考えれば、Windows の魅力の大きな割合は MS-Office が持っていて、ロータスジャストシステムと 邪悪な戦い(偏見です)を繰り広げて得た Office のシェアは、やっぱり、それだけの犠牲を払うに値したということかしらん。

その279

OSが変わり、日本語変換環境も ATOK から Anthy に変わりました。

入力しているときはあんまり 不便に感じていなかったのですが(むしろscim-anthy だとAZIKに簡単設定できるので嬉しいくらい)、しばらくたってふとここ最近のblogエントリを見返すと、ちょっと誤変換多すぎませんか、わたし。「命令が多言語」とか、あまりに酷すぎです...orz

これは Anthy が悪いというよりも、入力している時/見返した時にわたしが気がつかないのが悪いのです。なんてダメダメなわたし!

逆に普段 ATOK が如何にわたしのダメダメをフォローしてくれたかを、あらためて実感しました。そんな感謝の気持ちをこめて、LinuxATOK を買ってみようかな、と思うのですが、現行のATOK X3は2007年のものなので、そろそろ新しいの出そうで怖いです。

どうなんですか?おしえて >偉い人

その280

わたしは辺境の現場にお勤めしているわけですが、そこの映画館に今週から リリカルなのはMOVIE 1st が上映開始されました。地元は公開日だったので、到達まで4ヶ月のタイムラグ?あらためてずいぶん遠くに通っているのだと実感です。

せっかくなので、疲れた体と心を癒すために会社帰りに観てきました。(これで通算3度目のなのは)癒しに熱血魔法美少女アニメってどうよ・・なのですが、そのつっこみは却下です。

しかし・・・平日であることを差し引いても誰もいません。まさか、劇場にわたし一人しか居ないなんてことになるとは(^^;

すごくリッチなホームシアターな気分ですが、そうそうプライベートなつもりになれる肝っ玉なわけでもなく、かえって一人だけというのが何だかとっても恥ずかしい。あの人オタクよ、みたいな幻聴が聞こえて参りまする...。

それに、入り口で切符ちぎってくれたおっちゃん、「ハイッ!リリカルいっちょう!!」・・と大声でいうのは、無いと思うなの。

その281

Kensington の新型マウスドライバー 「Trackball Works」がリリースされたようです。これは従来のMouseWorks に変わるもののようですが、これでようやく SlimBlade Trackball の上二つのボタンが使えるようになりました。長かった。

Kensington Trackball Works

・・が、まだインストールしていないのです。というのも、同時押しがつかえないとか一度入れると従来の MouseWorks に戻せないとか 2ch で報告されているので、少々しり込みをしてしまっています。

こう言うときはお試しインストール環境で試してみるのがセオリーですが、最近調子に乗って、件のNetbookだけでなくいろんなマシンをガンガン Linux 化してしまっため、気が付けばどうなっても良い Windows 環境機がありませぬ。・・・・しまった!

とりあえず自宅お仕事用の ThinkPad T43p は XP なので、そこにインストールしてみようかなーと思います。

うーん、Window マシンも増やさないとなー、ですね。

その282

わたしのローカルマシンは メモリ256MB で、とてもお仕事が出きるようなマシンではありません。なのでお仕事は 会社の Linux サーバーに VNC で入ってやっています。

で、今日、そのマシンに SL コマンドが入っていることに気がつきましたよ!

・・誰ですかこんなんいれた人は!(って、rootな某氏 に決まっておりますが)しかも踏切があってSLが往復する一番長いバージョンが入っていやがります。ひー。


さて自宅。試しに Ubuntu で sl と打ってみたところ、

$ sl
プログラム 'sl' はまだインストールされていません。  次のように入力することでインストールできます:
sudo apt-get install sl

パッケージあるんですかい!

で、早速インストールしてみましたが、踏切も客車も無いオリジナルの最短バージョン。なんだかとても残念な気がしてしまうのは気のせいでしょうか。

それと SL のおかげで気がついたのですが、Ubuntu 10.4 のこの端末、デフォルトのフォントでバックスラッシュが円マークになってます...。うーん、いけずぅ。

その283

最近 Unix / Linux 熱が上がってきていて、いろいろ本を買っている・・とは前に書きましたが、いよいよこの本がやってきてしまいました。

Understanding UNIX/LINUX  Programming: A Guide to Theory and Practice

Understanding UNIX/LINUX Programming: A Guide to Theory and Practice

訳本でなく原書。

というのもこの本、内容の面白さはもとより、とても英語が読みやすくスラスラ読めちゃうという評判が魅力的で、いつかは読んでみたかったのです。

内容の面白さおよび展開のテンポの良さに引き込まれ、いつの間にか小説のように読み終わってしまう奇跡のようなテキストです。英文も極めて平易ですから、生まれて初めて洋書を手にしようという方には、最高の出会いをもたらしてくれることでしょう。

Wataru's memo(2007-04-02)

ただ、けっこうお高いので、英語だけを目的に買うには ちと躊躇してしまっていて、だから内容にも俄然興味がわいてきた今が買い時!・・と言うわけです。

で、ちょっとだけ読んで見ましたが、おぉ!すごい読みやすい!

この英語力の無さには定評のあるわたしが、辞書もなしで結構読めちゃいますよ!・・・学校の英語の授業もこれをテキストにやってほしかったなぁ、としみじみです(←なにかが間違っている)

というわけで、今週末の喫茶店プログラミングはこの本を肴にいろいろ楽しみたいと妄想しているところです。ほひひ。