ゴーストハント2 人形の檻

シリーズを追うにつれ、どんどん怖さがエスカレートしていくこのシリーズ、だから一巻目は「肩透かし」だった「ゴースト」が、いよいよ怖くなってくるのがこの2巻目です。ここからが本番ですよ！

わたしは、残念ながらファンになったのが遅いのでティーンズハートの悪霊シリーズは入手できなかったので、わたしのゴーストハントの原点はいなだ詩穂さんの漫画になります。というわけで、原作は今回はじめて読む次第。

元からなのか、今回のリライトでなのかはわからないのですが、結構ディテールが違うのですね。とくにミニーを燃やしてしまう所で、燃えない・・という描写が違うものになっていたのが、印象的なシーンだっただけにビックリです。

小説の情報量の多さなのか、伏線も漫画よりも豊富で、のちの展開を知っていると、おー、と思ってしまう。ホラーもので、知っている話を読んでいるというハンデはどうしてもあるのですが、やっぱり小野不由美は面白いなぁと思います。3月の「乙女ノ祈り」が愉しみ！