いろいろ
1月半分ためてしまいましたので、時事ネタが大変古くなっております
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前回書き忘れていたのですが、禁書目録の映画を見て参りました。ちょうど友達が帰省してたので、公開初日に見ようとしたのだけれどもチケットが取れなかったので、翌日の日曜に徹夜明けで見て来ました。寝てしまうかと思った。
個人的な感想としては、聖人パネェ、なんですが、一般的にはよくもあの尺であのオールスターっぷりで、それぞれに見せ場を用意できたなぁ、というあたりが Good な映画でした。マイナス点は MMD チックな CG はもう一歩なんとかならなかったのかな、とプリキュアのEDに見慣れた目では思ってしまいますが、重箱の隅です。
あと電撃劇場文庫の厚みが可怪しかったです。文庫本一冊丸々ついてきて、採算とれるのでしょうか、と思いつつ、コレ以上のネタ化があるとしたらホライゾン映画化しないかなとか思ったり。
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最近お仕事で複素数をよく使うのですが、ちょっとした雑談で「複素数を高校で習っていない」というお話があってびっくりしました。
どうも、理系でないと複素数はやらないそうで、四則演算の解を表すために、整数に 分数が加わり、無理数が加わり、虚数が加わって、数の世界の建て増しが完了しましたとさ、めでたしめでたし、な状態になるところまでが必須と思い込んでいたのですが、意外に中途半端で終わっちゃうんですね。
解の公式の判定式が負になる場合は?・・・という伏線を消化しないで終わっちゃうのですね。ふみ。
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ふみふみ。これは昔からそうだったのかしらん、それともゆとり教育以来なのかしら、と気になったので調査。
1994年度から施行されたものからは高校数学の基礎的な内容を履修する科目として別に数学Aが設置された。これは現行課程におけるローマ数字系(方程式・不等式と関数を中心とした解析学の内容)とアルファベット系(方程式・不等式以外の代数学、幾何学、論理学、統計学などの内容)の二本立てとした最初のものである。この版はこの系統色をはっきりと打ち出したものであった。
数学I - Wikipedia
これを受けて数と式、式と証明は数学Aの内容に移行し、同時に二重根号を外す計算は削除(ただし、多くの教科書で発展として扱われた。)され、複素数とその計算なども数学Bへ送られた。そして、数学Iでは冒頭から関数を扱うことになったが、数学Iで学ぶ関数は二次関数のみとなり、簡単な無理関数・分数関数や逆関数は再設された数学IIIへ送られた。
数学I は必修なのですが、数学B は選択科目だったということみたい。しかも、
1994年度版 [編集]
- 複素数と複素数平面
- ベクトル
- 確率分布(数学II、確率・統計)
- 確率の計算:条件付き確率、確率の乗法定理、事象の独立・従属
- 確率分布:確率変数と確率分布、確率変数の平均・分散・標準偏差、二項分布
- 算法とコンピュータ(数学II)
- コンピュータの機能、いろいろな算法のプログラム
※4項目中2項目以上を選択して履修。
数学B - Wikipedia
「4項目中2項目以上を選択」だそうなので、数学Bをとっても複素数をやらない、というのもあった様子。ただし
1994年度版:複素数と複素数平面,ベクトル及び確率の計算を選択する高校が多かった。算法とコンピュータを選択した高校はほとんどなかった。
数学B - Wikipedia
みたいな状況だったそうなので、やらない、というのは珍しかった様子。
複素数は、次の「2003年度版」から 数B から外れて、どこに行っちゃったのかはよくわかんない。数II に合流したっぽい?
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Nikon の超高倍率コンデジ Coolpix P520 ですが、前機種 P510 の方がなんかイケてるのですよね。
前機種 P510 は 2012年の春の発売で、 35mm画角換算 で 24mm-1000mm という この手の高倍率ズーム機では初の 1000mm 突破というスペックと、強力な光学手ぶれ補正で 1000mm という超望遠を単なるスペック上の飾りではなく、現実的に手持ちで撮影できるスペックとして実現した点が 魅力のカメラです。フツーの人が撮りたいと思う被写体――広々とした風景から、遠くの鳥や夜空の月など、全部を取れてしまうというのは凄いことです。(月も手持ちでいけますよ)
というわけで、意外に人気のあった機種でして、その後キヤノンを皮切りに 1000mmオーバーの望遠を積んだ機種が続々と発売され、高倍率ズーム機がにわかに楽しくなってきた一年でした。
そんな 2012年のトップランナーだったニコンですから、後継機にも期待が集まるのです。ですが、後継機の P520 は、光学系はおそらく全く同じで、1605万画素→1808万画素への高画素化、背面のチルト液晶が横開きバリアングル液晶に変わったという「新しくしました」という言い訳のためだけのスペックアップ機と相成りました。……まぁ、開発サイクルはそんなに短くできないでしょうから、今年は事実上そのまんま、というのも仕方がないかな。
1/2.3 インチ で 1808万画素へのスペックアップに意味があるとは思えませんし、もう一つの売りである背面液晶については単に好みの問題が大きいとおもいます。わたしは展開がワンアクションで、液晶面と光軸のズレのないチルト式のほうが好みなので、好みから外れてしまったという意味で、後退。
とまぁ、発表時には「旧機種と事実上の互角」くらいに思ってたのですが、量販店で手にとって見て、コレはちょっと無いなぁと思うことがありました。
それは、ファインダー(EVF) と背面液晶の切り替え方法の変更です。P510 の場合専用ボタンでトグルする仕様だったのですが、P520 では背面液晶を裏返して初めてEVFが使えるように成る仕組みでした。
「今日はEVF」とか、そういう勢いでどちらかしか使わないのであれば、この面倒なしくみも、まぁ、ありですが、このカメラの性格上、それはちょっと違うよね、と思うのです。
ぶっちゃけ、望遠域で撮影するときは手振れを防ぐためEVFを覗いて構えたいですし、そうでないときは あまり質の良くない(ピントもよくわからない)EVF よりは 背面液晶でフレーミングしたいです。ズーミングと同じくらいの手軽さで切り替えができないとストレスです。
なにより、この切替方法は、ちっとも直感的じゃありません。デザイナはなんとなく機能の排他と上手くリンクさせる操作性は解りやすいと思っているかもしれませんが、説明書も何もなしでポンと渡されてこうやって切り替えるんだと気が付くのはとてもむずかしいです。
ファインダー右隣の Disp ボタン (単なる表示項目の切り替えボタン)を押して「あれ?あれ?」となる感じ。わたしが気がつけたのも旧機種を持っていて、新旧のボタンを含む可動部の差分がすぐにわかったから。
このバリアングル液晶のせいで無駄にボディは長くなってしまいましたし、この可動部にファインダー切り替えを兼ねさせるとかというイケてないアイデアの温床になってしまってるしで、 P520 は駄目な変更ばかりだなぁ、と。どうしてこっなっちゃったのかしら。
EVFがイマイチとか、超望遠域でのAFがあと一歩とかとか、改善してほしい点があったわけですが、そこら辺は他社の2013年モデルが叶えてくれるので、今年買うならそちらを狙うのがよいですね。――けど、それらとは一線を画するコンパクトさと、紛いなりにも Coolpix の最上位 「P」に属するゆえのリッチな操作系があるから、できるならばニコンに頑張って貰いたかったな、と思います。
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ネットブックが一台欲しいのですが、全然売っていません。
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角川のミニッツブック、30分前後で読みきれる 100円の電子書籍のシリーズですが、さすが角川、動きが早いな、と思いました。
このボリュームと値頃感は現状では、個人出版(同人誌)の独壇場で、非常に買いやすく読みやすい絶妙のバランスです。わたしもせっせと読みあさっているのですが、毎日がコミケットのようで困っちゃう(おもにおさいふが)。このニッチはいずれ大手が参入してくるかな、と思っていましたのですが、予想以上に早かった。でも、角川ならそれも納得です。
というのも角川といえば、このバランスに昔一度チャレンジしたことがあったのです。その名も「角川mini文庫」というレーベルで、豆本サイズのジュニアノベル。
(写真)
ガンダムやフォーチュン・クエストなど何冊かリリースした後、そのままフェードアウトしていきました。
密会―アムロとララァ (上) (角川mini文庫 (82))
- 作者: 富野由悠季,木崎ひろすけ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1997/08
- メディア: 文庫
- クリック: 3回
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主に流通や、本屋さんでの取り扱いのしにくさ(レジに置くくらいしか置き場がないです)がネックだったと想像します。買いやすく読みやすいボリュームを上手く収めるパッケージがなかったという感じ。
なので、この動きの速さに「さすが角川」と思ってしまうのでした。
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シミュレーション結果をお手軽にグラフ化したり統計を取ったりする目的で表計算ソフトを使うようになりました。意外にも「表形式ドキュメント(自動計算機能付)」や「表組みが得意なワープロ」「方眼紙」意外の目的で 仕事で表計算を使うのって初めてな気がします。
グラフ化したいときも Python で matplotblib 使ったりとかする方が好みだったのですが、いちいちプログラム書いてらんないよ、csv でダンプされたデータの見たい一部をググっとドラッグして表で見てみる、とかそういう使い方をするようになると、やっぱり表計算って便利だな、って思ったり。
そんな目的で使うので軽くてLinuxで動く表計算として gnumeric を使い始めたのですが、これいいですね。
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K-01 が安くって衝動買いしそう。使うあて無いのに。でもあのカメラ可愛いんですよね。癒し系です。
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なぜ無線LANをハッキングされると困るのでしょうか?
私の家はインターネットし放題で別に料金は発生しないし……。という考えを持つ人も少なくないでしょう。しかし、クラッカー(ハッカーの中の悪い人間の部類)たちはそんなに甘い考えをもっていません。
無線LANを利用した犯罪には様々なものがあります。まず、上で紹介したように“踏み台”というものがあります。たとえば、巨大掲示板2ちゃんねるに「明日、WhiteHackerZ本社を爆破する!」という書き込みをしたとします。これは威力業務上妨害等の法律に抵触します。つまり書き込み内容が悪質な場合、逮捕されかねません。この場合、警察は書き込みをした人間を特定する際にIPアドレスというものを参照して犯人を特定します。IPアドレスとは通信機器に振られた個別の番号でインターネットを使用する際にサーバーに記録されるので警察などの逮捕権を持つ組織であれば個人を特定することが可能です。
つまりは、無線LANでハッキングや脅迫の書き込みを行えば、その無線LANルーターを持つ人に疑いの目が最初にかかります。そのほかにも無線LANを利用した際に残ったパケットなどを解析してその人が何を見ていたのかもわかる場合があります。
BackTrackを使用した無線LANハッキング | Garhi Group Blog
「疑いの目が最初にかかります」レベルではなかった件。
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問題となっているのはディスプレー部分。当初はIPS液晶とされており、実際に初期サンプルやメディア向け評価用機材はIPS液晶が用いられていた。しかし、出荷された量産品に対し、購入者から「視野角が狭く、TN液晶では?」という問い合わせがあったため、ドスパラが製造元に確認したところ、「IPS液晶を使用している」という回答だったとする。しかし、同社が第三者機関に調査を依頼したところ、TNパネルである可能性が高いという結果となり、今回の発表となった
http://ascii.jp/elem/000/000/766/766661/
助けて、サンプルと製品で別のもの作ってくる...orz というお話はいろいろ耳にいたします。その点、ソフトウェアの場合・・・とか書こうとして、なんかいろいろ思い出してしまいました。
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シャープ・サムソン・100億円 の話を聞いて思い出したのがこちら。
サムスンがワコム株5%を取得、電子ペン技術で業務提携へ - Engadget 日本版
世界有数のペンタブレット・スタイラスメーカーのワコムが、サムスンとの業務提携を発表した。サムスン電子の完全子会社であるサムスン・アジアが、ワコムの発行済み株式の5%を取得する。Galaxy Note シリーズが世界で千万単位で売れていることを思えば、サムスンがスタイラスへ力を入れることは理解できるが、今回の業務提携でその姿勢が改めて明確になった。
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B「はんっ、あそこの連中、なにも知りませんよ。鉄の箱にキャタピラがついて大砲が載ってたらみんな戦車だとおもいこむんだから。朝日新聞なみの軍事常識しかない」
(文庫165-166P) 平壌クーデター作戦 (徳間文庫)(ちなみにBさんの批判する「鉄の箱、キャタピラ、大砲」のどこが間違いだというのだろう・・・?装甲車があるということ??)
「サイバー・オタクを国家に取り込むことが安全保障に関わる」/現実の「リアル内海課長」が今回の遠隔操作犯? - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
ガルパンのお陰で、わたしも「鉄の箱にキャタピラがついて大砲が乗ったらみんな戦車」から卒業できました。III突は戦車じゃないですよ♪
ガルパンといえば Blu-ray 2巻のオーディオコメンタリがカオスです。キャストコメンタリは本編そっちのけでガールズトークに花咲まくりの裏でスタッフ軍事コメンタリが超マニアックな話で盛り上がっているという。
素敵です。
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ハードコアPCゲームタブレット Razer Edge 発表、コントローラと合体 - Engadget 日本版
これ欲しいのですよね。単純にそろそろゲーム用PCをアップグレードしたいというのと、オプションを変えることで、ノートPC風にも巨大な携帯ゲーム風にもなる・・というギミックがあたしのなかの男の子回路をキュンキュン刺激するのとで。
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コミスタの話。
ComicStudioの継続を希望するTweetまとめ #コミスタ継続希望 - Togetter
わたしも使っているけれども、どうなっちゃうんですかね。
モノクロ漫画原稿用の「コミックスタジオ」とカラーイラスト用の「イラストスタジオ」を一本化して、かつ作り直したいというエンジニアの気持ちが「クリエータースタジオ」なのはわかるのですが、うーん。
移行自体は 2011年の暮には発表されていて、あたしもその発表を聞いた上であえてコミスタProを買った口。まぁ、あの時点でのクリスタはアーリーアダプタの玩具だったからなのですが、今吹き上がっているのは、移行発表から一年経って、残り一年を切った今、本当に移行できるの?、という問題です。
結論から言えば、いろいろまだまだで
- ソフトとして2つをまとめるのはキッチンシンクすぎて使いにくい
- 単純に効率的な漫画作成に必須である機能が足りていない。スキャナ未対応とか100頁までしか扱えないとか。
- コミスタとファイル互換性がない*1
- デファクトスタンダードなので、アシスタント(人材)が コミックスタジオを習得している。で、業界的な移行問題となってしまう点
と不満がワンサカ。
最初の問題は保留しておいて、二番目は単純に必要な要件を満たしていないソフトを代替にできないというお話で、三番目は過去のコミスタ漫画を編集したり(総集編や連載の単行本化とかとか)に不安が出てきてしまう問題です。新しくなって機能が減ってユーザーに良いことなしというお話は、どこぞの某はてなブログを思い出させるネタではあります*2。
4番目はそれた単なるそのソフトの愛好者だけの話ではく、業界全体のコストになってしまうという点ですね。もはやコミスタは漫画系の学校で授業で教えるようなソフトウェアなので、話は普通の人の想像以上におおごとです。
喩えるならば、Excel と PowerPoint がなくなって、統合された新しいソフトが後継機種です。でも255行を越えるデータも扱えないし、VBAは未実装だけど、それでも ExcelとPowerPointの販売もサポートもやめっちっていいよね?的な阿鼻叫喚──というの喩えを思いついたのですがここ読んでる人って「それって素敵じゃん」「むしろ喜ばしい」とか言っちゃいそうなモヒカン族な気がします。――どうしよう。
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これら問題を、本当に後一年でどうにか出来るの?というところが大事なのだと思います。ソフト自体が一年でどうにかできても、現場移行がおわるまではサポートして欲しいよね、というのももちろんです。
コミスタは 64bit 対応していないので、サポートやバージョンアップしてくれないと、数年で本当に使うことができなくなってしまいそうなのがまた、イヤンな感じ.
何が一番ダメかって言うと、セルシス側が「移行」のコストをまじめに考えていないこと。サポート終了予告から1年を切っている・・なので本年度の予算として本当はもうクリスタを発注しておかなければいけない段階だよね、と思います。現場のラーニングコストも計上しなくっちゃいけない。古いPCじゃスペック的に動かなかったPCも買わなきゃ。
そんな時期にもかかわらず、移行先とされる環境が未だに業務用件を満たしていないという体たらく・・。販売終了年=サポート終了年というのも売り逃げかよ、という感じ。業務で使うには不安を覚えるところ。これはちょっとお粗末だと思うのですよ。
漫画家のほとんどが個人事業主みたいな感じで そういうのに甘いから 許されているだけで、ちゃんとした会社が業務で依存するソフトでこんなサポートされたら、そこの会社のソフトは仕事に使っちゃいけないソフトという判断になるとおもうんだけどなー。
……という、ソフト屋さん的な意見が、見当たらなかったのであえて書いてみるテスト。
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こういう話をすると、サポートや保守の自力を考えればこの手のデファクトスタンダードなソフトは「おっきい会社が個人には手の届かない金額でソフトを提供する」という解にたどり着いてしまって、それはちっとも心地よくないのです。
で、もうちょっと夢のある話をば検討。
んー、この手の話の定番は、やっぱりオープンソース化でしょうか?開発自体はオープンソースで行なって、セルシスさんはサポートを売るとかとか。そんなビジネスモデルを夢見てみたい。
となれば、次の一手は、現行のコミスタのコードをオープンソース化!となるのでしょうか。それは好ましい事態におもえるのですが、ふと考えちゃうのが、中の人がコードを捨てたがっている状況なんでしょう、だったらおそらく随分汚いコードなんでしょうね...ってこと。
そうなると、オープンソース開発に移しても、やっぱりコミュニティが作り直しを始めちゃって、・・・って、どっかのモジラのようなデジャブ。むー。
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そいえば、うぶんちゅ! の瀬尾先生が 外人に「なんでお前Windows使ってるんだ」「だってコミスタはWindowsなんだペン。しょうがないペン」とか言ってたような。
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せっかくコミスタの話がでたので、電子マンガのお話を。
日本の漫画は白黒2値に最適化された表現形態になっていて、今の電子書籍環境にはとても相性がわるいです。
Nexus7 の「後一歩でレチナなディスプレイ」はおろか、Kindle Paperwhite でも(元ファイルの)解像度がたりなくて読みづらいなぁ、もやっとしてるのが気になるなぁ、と思うような漫画でも、元カラーページのグレースケールのページでは気にならなかったりするのですよね。
カラー漫画でも解像度が低めでもあまり気になりにくいです。
きっと、白黒2値に最適化されたいまの漫画は必要とする解像度が高いってことなんですよね。
……ってことは、もし電子マンガが主流になったとき、ファイルが現行の解像度で言ってしまうのであれば、網掛けやスクリーントーンといった表現は淘汰されていってしまうのかなぁ、とか思った次第。
ケータイまんがとかはカラーが普通になっちゃいましたしね。でも、さみしいなぁ。
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いきなり値段が下がった話。
未完少女ラブクラフト が発売日からたったの1〜2週間で セール対象に。半額以下。
高い時に買ってしまって、後からセールになること自体は仕方がない(どうしようもない)とおもうのですが、さすがにこれはかなり納得行かない。発売記念セールとかにして欲しかったですよ。
Amazon では Kindle書籍の予約買いとか出来るわけですが、こんなんするんなら、予約買いとか発売日買いやめちゃうぞー。てかやめます。ひと月くらいは待ってみることにします。
(とか言っちゃうのは、たとえば DVD の予約ですと、予約時点の価格から、発売日までに値下がりした場合、その分は値下がり後の価格で販売しますよ、とすることで、予約を控えないようにとの戦略をとっているから。おんなじ様な配慮があると 嬉しいな、という主張です。)
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Amazon に消された本を救出したい - Cask Strength
この問題、本当 Amazon ではいっぱいありますよね。
たとえば、紙訳本とKindle原著を同じ本として取り扱っちゃったりとかは結構わんさかで、困ってます。
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カフカ「変身」を翻訳して Kindle で売ってみました(全文無料試し読みあり)。現時点では、レビューが青空文庫版と共通になっていて悲しいことになっていますが…。
虫の「羽」は正しい - アスペ日記
あれま、こちらでも。
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パーフェクトPython がほしいな、と思います。
仕事に飽きた時の合間にちょこちょこ読み進めたいなと思っているので、職場に置きっぱにしときたいのですが、問題は最近あちこちにの現場を渡り歩いて仕事してること。あのボリュームの本を持ち歩くのは無理かな。
となれば 今時はやりの電書が望ましい・・となるのですが、10インチ Kindle 、リニューアルして日本でも発売しないかなぁ。
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今更ながら Magical Hacker くるくる☆リスク に アルバムバージョンがあることを知った今日このごろ。セリフ部が差替えになっているのですが、酷すぎます(褒め言葉).笑いが止まりませんでした。
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凄い、黒歴史を出版する猛者がいます!
asin:B00BJ9XC5Q:ditail]
すごいなー、と思う反面、この本をやたら Amazon に進められるわたしって....orz
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21日に PS3 版バーチャロンマーズが発売されたので買ってみました。発売日買い。マーズ買うのはこれで3回目です。・・・ふっ、どうせ あたしゃ Marz の犬ですよ。
客観的にはクソゲーでして、同時期に発売されたコナミのロボゲー ANUBIS ZONE OF THE ENDERS の良ゲーっぷりに比べると、なおさらクソゲー度合いが引きだってました。まぁ、セガのDreamcast敗戦処理という背景事情を考えれば仕方がないことです。
個人的には、PSP のモンハンの後だったなら、PSPで4人対戦フォースもどき・・みたいな方向になってたかもなぁ、そっちのほうがバーチャロンというコンテンツにはプラスだったろうにねぇ、と思うのですが、もしを言っても仕方がない。
と、話がずれました。PS2版を初回版、ベスト盤と買っている私がなぜにPS3版にも手を出すかというと、やっぱり、ロード時間の短縮でしょう。
PS2 のノウハウもない、開発期間もない、というマーズでしたから、ロード時間の長さは凶悪で、特に機種選択時に、一機種となりにカーソルを動かすだけでフリーズかのような挙動は、本当に酷いの一言。これが改善されるなんて、普通のゲームにとっては小さな一歩ですがMarzにとっては大きな一歩です。
というわけで、とりあえず Normal でハッター救出まで進めたわたし。今の習熟度だと三姉妹にハッター殺されちゃいますね、きっと。
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バーチャロンはアーケードで始めた人なので、基本操作方法はツインスティック派です。現世代ゲーム機のコントローラは LR が2ボタンづつ、アナログスティックも左右二本ついているので、ツインスティックそのまんまのアサインが可能です。
ただ、やっぱり PS系のパッドでこれをやるのは相変わらず厳しい感じです。
おなじようなアサインでも Xbox 360 のパッドのほうが断然やりやすいのは、やっぱり、アナログスティックの出来の問題かなぁ。L1/R1 ボタンが カチカチ言うタイプのボタンだったり、L2/R2トリガーが引きやすいのも地味に効いてますが。
PS3 のパッドは軽いのは大変よいのですが、アナログがふにゃふにゃなのでデジタル的入力をするには相当つらいのと、あとやっぱり場所が悪い(手前すぎて間隔が近すぎる)ので、PS系のパッドって、バーチャロン的操作するにはやはり向いてないよなぁ、との認識を新たにしました。
そうなると、にわかにツインスティックが欲しくなるのです。今ならキャンセル分がかえちゃうのよね……。
3万円という値段は、まぁいいとして、置き場所の問題が悩ましい。単純に巨大ですし、スティックが二本そびえ立っているので収まりも悪すぎます。これが Xbox360用に加えてもう一台となると部屋の中にどうやっても収まらないです。
Xbox360用を手放して・・とならないのは、オラタンやフォースは PS3ではプレイできないし、なによりも対戦環境の将来性が段違い*3。
そういうのを考えて PS3 ツインスティックは買わないことを決断しました。買わなかったツインスティックはこれと、MIDIポート用のツインスティックだけです*4。
でも、やっぱり マーズをスティックでやりたいなぁ、と思ってしまうのです。
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ヤマグチノボル先生の訃報は、本当に寝耳に水でした。手術成功したといっていて、ご本人もお元気そうな感じでしたので、長期的には厳しい状況だとおもいつつも、こんなに急に・・・ゼロの使い魔も完結させられないままにお亡くなりになるとはおもっていませんでした。本当に残念です。
なんのご縁か、訃報の発表になる前に、いらん子小隊 をちょうど読み返している所でした。もちろん紙の本で擦りきれるほどよんでいるのですが、Kindle版も購入して2巻まで読み終えて、3巻目、どうしようかな?・・・と悩んでいる頃合いに、訃報が飛び込んできたのでした。だから余計にビックリでした。
ちなみに3巻を「どうしようかな」と思い悩んだのは、Kindle版は挿絵がカラーも白黒も含め、全部オミットされていたからです。ラノベはイラストがなければただの小説ですし、そのうち「イラスト完全版」とかでリリースしなおされたりしたらかなり悔しいですから。どうにかしてくださいまし>角川の人。
というわけで、Kindle でゼロの使い魔を買って読んでいる所です。もちろん紙の本も持っているのですが(略
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F.S.S. がヤバいという噂を聞いて、久しぶりにニュータイプを買いました。うん。酷い。詳しいネタバレはしませんので、F.S.S.を紛いなりにもご存知の方は是非ニュータイプを購入されて、衝撃をうけることをお奨めします。
ちなみに、この、「ごらんのありさまだよ」な惨状をみてわたしは、小林泰三先生の小説「時空争奪」を連想しました。(「天体の回転について」に収録されています)
- 作者: 小林泰三,KEI
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: 文庫
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ある日、鳥獣戯画に書かれている生き物が異形の存在に差し変わっている──本物も、模写も、写真も世界中の教科書も全て・・という事態に気がついて、、、みたいなことを発端に進行する イアイア!な感じの 短篇SF です。こちらもお奨め。