本がお部屋に収まらない(または「愛しいBookが手放せない」)

404 Blog Not Found:本を所有することの経済的異議 より

ちなみにうちの本棚はこんな感じ(部屋が狭いから引いてとれないよ。ああ、SUPER WIDE-HERIAR 欲しい)。

床に積んだ本が天井に届くとちょっと感動します(←マテ)

Amazon ショック - みねこあ でも書いたとおり、どうやら私の所持本も Amazonに登録した分だけでも 2万冊、未登録本とか同人誌とかを含めちゃったらおそらくもう一万冊は軽く上乗せ出来そうです(以上乱暴な推定)。(同人誌はとても薄いから 冊数で数えると詐欺っぽいですけど)

数千冊を超えると本棚が日用品と干渉するようになり、そして数万冊となると不動産の問題になってくるのだ。

404 Blog Not Found:本を所有することの経済的異議

なんかしみじみ納得。私の場合も既に不動産の問題です(T△T

本が空間的に部屋の中に収まらなくなったため、5,6年前ですが、屋根裏を収納庫に改造してそこに本を蓄えるようにしています。が、そこもそろそろ一杯....。

一方お部屋の本棚さん(写真)ですが、弾さんのような本棚200万円攻撃*1はとうてい不可能な財力ですので、貧乏人は貧乏人らしく カラーボックスを横にしてひたすら積んだ物です。5個積み上げ × 2列半。その本棚にテトリスのように本を詰め込んでいます。部屋のスペースだけを考えれば、もう少しだけ拡張できるのですが、それよりも床の方が限界です。(もう壁と床の間が1cm近く空いてしまっている)つまり家をなんとかしなきゃという次元なんです。しくしく。

そろそろレンタルボックスに手を出そうかと思っていますが、あの環境は本を傷めそうですし、読みたいときに読めないしで、ちょっと躊躇しています。


うーん、いいなぁ 弾さん。私も、♪何冊買っても何冊買っても 本棚が埋まらないよ〜 な、家を買いたいよぉ。

*1:あの本棚は素敵すぎる。本好きならウットリしてしまうこと請け合い

本を買っちゃう人

もうすこし手繰ろうと思います。

本は買って読むべきか? - Copy&Copyright Diaryさん。

読みたい本は直ぐ Amazon でクリック。本やでちょっと読みたいなとおもったらごっそり購入。そう、私は「本を買っちゃう人」。

私に言わせれば、「本は買って読むべきだ」と言える人は幸せな人だと思う。

自分の興味が、読書欲が、自分が買える範囲の中で満たされるのだから。

本は買って読むべきか? - Copy&Copyright Diary

確かに幸せかも。

ジャンルについても、本当に昔の本とか業界クローズドで買えない本とかに興味がないからそういうこと言えるわけですし、懐についても、「私はしがないプログラマ。給料激安、ワーキングプアだよ」と気取って(?)みても、社会人というのはやっぱり強い。

120,000 円/コミケ とか、Amazon の段ボールが 2,3日おきに到着とか、休日に本屋に行けば平気で諭吉さんと笑ってさよなら出来てしまうとかは、社会人で独り身で、家族支えていない私 だから出来る贅沢だから、誰もが気軽に手に入れられる幸せではありません。



ただ、それほどレアな幸せでもないと思います。

人間の時間は有限だから、自分が物理的に読める量だけの本を全部買うのって、実は けっこういけちゃうんですよね。*1決して安くはないけれど、ヒーヒー言っちゃうけれど、本が趣味なら払えなくもない。少なくとも車趣味より分がよいと思います。

「興味の範囲」のお話も、市場(Amazon含む)の本のバリエーションのほうが、そこらの近所の図書館の本のバリエーションのよりもスゴイし、絶版本も昔に比べれば格段に手に入りやすくなってます。町の本屋さんだけが命綱だった時代に比べ、「興味の範囲の大概がそこに収まらない」は徐々にレアケースに成りつつあると感じます。

問題となるのは保管場所です。これは本当にどうしようもないのだけれど、逆に考えるんだ!読むのが目的なら 読んだハシからどんどん売っちゃえば、それも解決。

もちろん図書館を否定するとか、幸せ否定論ってな話ではなくって、「本は買って読めと言う人は幸せだ」の幸せボーダーラインはかなり下がってきてるのでは、ということ。

良い時代になったですねぇ。

*1:もちろん 弾さんほどの読破容量となれば話は別ですが、弾さんの懐の容量も話は別なので世の中うまくできてるなぁとおもったり

買えるのは解った。でもなんで借りずに買っちゃうんだろう

結構「読みたい本は買っちゃえ」が出来るのは解りました。でもなんで買うんだろうと思いをはせれば、ああ、借りる方がハードルが高いんだ、と思い至ったり。

だって図書館は遠いし閉まるの早いです。仕事返りに寄れればね〜。TSUTAYA みたいな図書館欲しいなぁ。また、マンガや同人誌、技術書は、「借りる」という選択肢はほとんどないです。

猫も昔は図書館っ子で、引っ越す前は図書館から徒歩一分だったので、そこに入り浸り。下校が早いこともあって中学生くらいまでに読んだ本はほぼその図書館の本でした。高校のころは高校図書室が非常に充実してたので、そこの本ばっかり読んでいました(この頃が一番本を読んでた)。

そんな夢のような暮らしを絶たれた現在の、貸本へのアクセスのあまりの悪さを思うと、「読みたい本を借りられるというほうがよっぽど幸せだよ」と逆に思ってしまいます。その分のお金でいったい何が出来たのやら orz

もう一つの理由は、非売品や絶版・在庫無しなど、市場では購入できないということ。

本は買って読むべきか? - Copy&Copyright Diary

これは買ってしまう理由になっちゃうなぁ、私の場合(^^; 非売品はともかく、絶版は困ります。特に技術書。

現在の自分の興味の向いていないことでも将来の自分の興味が向くことは十分考えられるけれど、そのとき絶版というのも良くある話。そう思うと「うーん、今すぐ読みたい訳じゃないけど、買っておくかぁ」とついつい買ってしまう。そうして初版、二版、三版と揃って言ってしまう(^^;

また、Amazonマーケットプレイスのおかげで、ずいぶん絶版本も入手しやすくなったのはありがたいです。昔は日常的に古本屋巡りして、万が一のチャンスを拾おうと売り場を徘徊していたけれど、今は全然しなくなったもん。(それでも手に入らない本はまだまだ多いのだけれど)