BESSA R3Aマットブラックの改良点
しまった! 無地のすのこタン。を買っておけば、ブツ取りの小道具として結構使えたのではないかと思ったり。
さて、物欲に負けて購入した BESSA R3A ですが、なかなか役に立っております。おかげでNikon S3 はここんとこしばらく出動してないのですが、これは新調した眼鏡を再び傷だらけにしたくないというのも有るのですが、どちらかというとフォーカスリング等の方向がこれら二つでは逆なので、交互に使うのがしんどいというのもあります。うーっ、NikonはCONTAXにあわせてこうなのに、Mマウントとはいえツァイスのレンズがあっさりライカ向きに迎合するかーっ、このーっ!
お陰でスナップでピンぼけ写真を量産しています。ずっとずっと Nikon だったから慣れんですよ...orz (←もともとたいしたこと無い腕だったと言うのは秘密です)
さて、コシナンのマニアック戦略として、BESSA R3A は今年の5月に新色マットブラックに変わりました。しかし変わったのは塗装だけでなく細部の仕様も変わっているのは買ってみて初めて気づいたわけで。
一番イヤンだったのは、アクセサリーシュー下にあった距離計調節用の穴が無くなったこと。だから距離計調節はトップカバーを外すところまでバラさなくては出来なくなってしまい、結果浅草のフォクトレンダーサービスルームで調整できなくなりました。ズレやすいと言われている距離計でこれはちょっと酷い改悪じゃないかと思います。なんでででしょ。
しかし、改悪だけでなく改善もあります。実は内蔵露出計の測光パターンが変わりました。
旧モデルでは一面明るいグレーだったのですが*1、新モデルでは中央だけ明るいグレーになりました。これはツァイスイコンと同じパターンですね。
実は旧モデルの測光パターンは中央部重点測光といいつつ、実際のところ画面左下の感度が高い左下重点測光になっていました。
ツァイスイコンも発表のときは R3A とおなじ全面グレーのパターンだったのですが、発売までの改良で現在の中央のみグレーのパターンに変更されてました。多分左下重点測光になっちゃう問題の対処じゃないかと思っています。
追記
ちなみに左下重点測光が改善されたかは試してみてません。だって、露出計なんて飾りです。えらい人にはそれがわからんのです。なぜなら我々には偉大なる感度分の16がついていますから...(といいつつAE使いまくりだったり^^;)