Webでひきこもり

と、Webコンテンツとメールの良いところばっか強調してみましたが、しかしメールで鬱になることもあります。コミュニケーションなのだから嬉しいも辛いも両方あって当然なのだけれど、ブースト力の強い お手紙だからこそ かなり堪えます。

涙目になるような内容でなくても、好意でも、とても勝手ながら辛いと感じてしまう事があります。それが本当に辛くて、mixi に引きこもってしまっていた時期がありました。


・・・いあいあ、引きこもるのなら更新停止だろうと言う突っ込みはナシです。しゃべりたい衝動はあるのです。誰かに私を見て欲しいという衝動はあるのです。でも私に心地よい反応だけして欲しい。そんな内弁慶の世界で好き勝手しゃべりたいというロクでもない要求を、ちゃんと飲み込んでくれる場があるのが、凄いなぁと 当時の私はやたら感心してしまいました。

自分を否定しないし、自分が嫌なコミュニケーションも無い、時にはそんな身勝手な世界が必要になるくらいには私は弱いわけで、SNS はそんな私に傷つかない空間をくれます。その中で好き勝手やっている内に疲労は癒え、再び本当の反応が欲しい という欲が沸いてきて、こうしてソロモンよ、私は帰ってきた!なのです。あのころ mixi があって本当によかった。

SNS の魅力は、引きこもりの魅力だと思います。ああ、引きこもり万歳!!



でも、SNS は一見 Webに居ながら引きこもれる素晴らしいツールですが、現実にはそう思わせるだけで ぜんぜん引きこもれていない危険空間なんですけどね。