つれづれ

その42

自分の書いたものがすぐに情報の海に埋もれて欲しいと思うことがあります。

ですが、トラックバックとか、はてブ とか、容易に引っ張り出され、埋もれさせてくれません。ちょっと Web の目は彩度が高すぎ Eye じゃないか?って気はしています。

そうおもう動機も、つっこまれやすい脆弱な文章を書いておいてそれに対してノンサポートでいたい、とか、ちょっと後ろ暗いものなのです。もちろん「言及禁止!」などというのは恥ずかしくって出来ないし、そもそも やってはいけないし意味のないモノだと思います。

ささやかにツッコミビリティを下げる小手先な手として、ID を持たせないというのがあるなぁ、と思いました。エントリのごった煮を作って、URL的 & タイトル的に ID ならない風にして、はなから情報の海に半分くらい沈めておくって感じ。つまりこの「つれづれ」みたいなの。

もちろん、ツッコむのを少し面倒くさくしただけなので、やる気になればいくらでも突っ込めます。トンデモは計画的に。でもその事実が、「言及禁止!」じゃないよ?、と自分に言い訳できて後ろ暗くならないのも、いいところじゃないかしら、と思う臆病者。


で、実際上手く働くのかな?と思ったのですけれど、元からブックマークもトラックバックもあんまりない過疎blogだからよくわかんないです。ただ、凪瀬さんからクレームが来たので、それなりに良い線はついているのかもしれない、かな?

と、いうわけで、凪瀬さん、ご迷惑をおかけしてゴメンナサイです。

その43

アニメ版のラインバレルが駄目すぎる件について。

原作に従っていないとか、そういうことじゃなくって。フラグを立てる為に事象を並べているだけで、劇になっていないのが駄目だと思います。本当に酷すぎます。しくしく。

今後の展開で、這い上がってこれるのでしょうか?

その44

うわぉ。

甲虫の同性愛行為、繁殖に影響していた

記事を読むと、誰もがあっという驚きの結末に。

その45

わたしの Nikon F2 も、シャッターを切った後 キーンと残響音が残るのですが、

ニコンはちゃんと対策をしていて、モルトの切れ端をミラーボックスとスプリングの間に挟み、音の原因になる高周波の振動を抑え込んでいた。

http://nikonf2.exblog.jp/7636923/

そうか、モルトかぁ。わたしのは中古で、買ったときから、モルトが素人作業で張り替えられているなぁ。

こんど、ニコンに点検清掃に出して、ついでにモルトの張り替えをお願いしましょう。

という、そんな情報まで転がっているWeb に少し感動です。

その46

予想外だったのは、アニメの とらドラ!がとっても面白いということ!

開始前は普通に面白そうで、キャストも豪華。しかも釘宮さんということで、並の期待しかしていなかったのだけれど、始まってみれば、このアニメ化はプロの仕事ねっ!はふぅ~、ふもっふ~、とため息が漏れてしまうわたし。

まったく予想外にも DVD を買うか買わぬかで迷い始めました。今期は、わたしはASさんのファンだから、魍魎の匣 で決定!・・だと予想してたのですが、むーむ。

いや、これは両方かしら。

その47

Cはワンマン向け?と言う話

Cはワンマン向け - 神様なんて信じない僕らのために

Cだからというより「悪い命名習慣」の話と、「それでも安全で 読むのに助かる型情報がついてくる 静的型付け万歳」という話、特に静的型と可読性の話に見えて。つまり、良くある静的OOPL VS 動的OOPL in 大規模開発 に類似した話なだけに感じます。(ミスリード?)

わたしも便乗して、型と可読性について Cに特有な事。そうわたしが感じてるのは。

Cって、乱暴に言うと「なんでも int」じゃない? わたし、int って整数だってことをCプログラマって絶対忘れていると思っています。CからC++にやってきたての技術者のコードを読む度そう強く感じちゃうのです。C って、「本当の型はプログラマの心の中にある」そんな空気が充ち満ちているとは思います。字面の型どおりに使おうって気、全然ないでしょ?とかとか。

こうして考えてみると、Cってなるほど、モデルは心の中にだけあって、コードに現れるのはそれを実現する手段のみ、って方に傾きやすい言語だなぁと思いました。むー。でも、そんな心の中のモデルをみんなで共有するには、名前が大事だとわたしは思う。あとはコメント。というわけで、名前重要、コメント書け~!――と言う、それだけの話になっちゃうと思います。


* * *


こういう心の中のモデルがコードに出てきにくい言語って、ワンマンしたいからとか、それを許すからじゃなくって、そういうのを防止する仕組みのデメリットがイヤだから、副作用でそうなってるんじゃないかしら?たとえば、表現力が落ちちゃうとか、息苦しさが脳のリソースを削る分プログラミングの本質につかえる分がちょっと目減りするとか、表現が冗長になるので脳が規模に脆弱な問題を発生させてしまうとか。

だから、確かに心の中にしかモデルが無いコードが書けてしまう、そんな言語だけど、ワンマンか否かに関係無くそんなコードは書いてはいけなくって(だって3ヶ月後の自分は別人だから、ワンマンでも読めないよ?)。だから 「C はワンマン向け」と言われてしまうと、「ちがう!単に酷いプログラマが書いた酷いコードなだけです!」と、C を庇いたくなってしまうのが人情だなぁ、とわたしは思ったのでした。

その48

現場に仕事がない人が増えました。

で、しょうがないから 運良くお客さんのハートをガッチリつかんでいるわたしたちのチームに、仕事のない技術者さんが社内求職しにくるのです。が、C++ がわからないとか、C++ が全然解らないとか、C++ を自分で勉強する気がないとか。

ウチのチームの人間なら 1日で十分な仕事に3週間とかあり得ない。(しかも動かない)去年の新人のほうが全然つかえるベテランなんて、ウチだっていりません。


というのはあくまでチームの中の側の立場の愚痴でして。確かに「(社内の)みんなが出来る技術」で作っていれば、こういうことにはなりません。今回の場合、Cで作っとけってことかしら。人材を社内で流動化出来ないとダメ、というのは全うな要求だと思います。

ですけれど、この要求と「この規模をこの期間この金額で仕上げてね」という要求は両立しない場合があります。どちらを取るかは戦略次第だけれど、おいしいとこ取りは土台ムリだと思います。――それとも、無理だと思うこと自体がダメなのかな?

ちょっと話はあさってに飛んで。

たとえば、shared_ptr みたいなのを使うのって、そういう ちょっと頼りない技術者さんを使うに当たって 良いことに思えるのだけれど、でも、テンプレートなんて難しいモノを使おうとすること自体考えなしだ、とも怒られるので難しい。vector や string もダメらしい。となると、Better C 留めろ、ということかな。(それすら怪しい?)

でも C こそダメコードが怖いのですよね、被害の大きさって点で。二律背反~♪今すぐtry-catch me ですよ(←痛すぎ)。・・・しくしく。

その49

米Lifehackerが選んだ、史上最強のマウス10選に、TrackMan Wheel と Expert Mouse 7 がランクイン。

しかし、いつから「Kensington Expert Trackball」という名前になったのやら。訳の気の回しすぎかな?と思ったのですが、原文でも間違ってます。

「エキスパートが使うマウスは、もはやマウスでは無くトラックボールだ」という最高に驕った素晴らしい名前なのに!なぜ!?

その50

静的コードチェックツール PG-Relief を導入せよと大号令。それにさける人手がなかったので、わたしたちのプロジェクトのコードへの導入も、社内の他の方がやってくださったのですが、そのレポートを見てゲンナリです。

どんなのかというと、string と 文字列リテラルの == 比較を 不正な比較だと怒ったり、例外で落ちるルートに return が無いと怒られたり。マニピュレータの hex とか boost::tribool の indeterminate のようなのを()が無いからダメといったりとか、 boost::format 的なので、

format("hoge=%d") % hoge

風なのを、ゼロ除算の可能性があるからダメ!と言ったり。(これは仕方ないかな?、いあいあ)

使い方が悪い可能性はあります。っていうか多分そうなんじゃないかしら、とは思うのです。けれどねぇ。半日以上の解析時間を掛けてそれなの?とか、string のとか例外のとか、デフォルトで引っかけちゃまずいでしょうとかも、思っちゃうのですよね。むーむ。

以上、ツールかどうか調べてから言え、と言う話なのは重々なのですが、「ゲンナリした」と愚痴るのがメインなので、ここはご容赦です。

その51

「日本語」版であって「日本」版ではない件。毎日新聞誤報絡みで、あっ、そうか!と思いました。

Wikipedia の日本語版は、世界中にいる日本語の話者に向けてあるものだから、デフォルト日本時間にするのは間違っています。話者は土地に紐付いてない、そりゃそうですね。

システムを開発していて、こういう盲点ってあるのだけれど。これに躓くのは防げないし、仕方がないことだと思うから、ウォーターフォールな開発は好きじゃないです。また、大多数において間違ってしまうから「盲点」なので、「実績がある」論は無効だとおもうのだけれど...。――と、自分がしたい話につなげてしまう、悪いわたし。

その52

GIDな方が性にこだわりすぎな印象を受けるのは、「性別」という概念のバグにガツンガツンとぶつからさせられてきたから。世間では当たり前の概念として受け入れられている「性別」だけれど、本当は綻びを抱えていて、「性別とはなにか」を突き詰めて考えざる得ない立場に追い込まれると、それにバグがあることがわかる。デバッグしてきたから、その結果でものを言う。

なのに、何も考えていない自分を棚にあげて、「DNAの性でいいじゃん」とか言っちゃうおバカさんは死ねばいいのにと思います。これこそ「自分が知らないってこと」を知らないだと思う。無知であるのを自認するのは本当に難しい。

――と、なんだか興奮しちゃってるのは、わたしのうかつさに相当お腹が立ったので。わたし、死ねばいいのに。


蛇足:

「染色体(DNA)の性が真の性」というのは、「設計図とそれを元に作られた実物が食い違うのなら、実物なんて見ないで、設計図を信用しろ」です。そこに設計図どおりじゃない実物が、現実があるのに...。そこんとこ棚上げしてどうするのさ、なんの現実にも対処できていないよ、って思います。


その53

ケンジントンをしらないどころの話ではありません。

arton さんが、シスコを知らないお話ネタで、ケンジントンをぽろっと出されていますが、最早メーカの話ではなく、「トラックボール?ハァ?当社PC ではトラックなんたらはサポートしておりません」の世界に突入してしまいました。


・・・・しくしく。

その54

ラインバレル。加藤さんのいう想像力は、メメント・モリ のことなんだ~、と最近になって知った次第。

メメント・モリMemento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」という意味の警句である。日本語では「死を想え」「死を忘れるな」などと訳される事が普通。芸術作品のモチーフとして広く使われ、「自分が死すべきものである」ということを人々に思い起こさせるために使われた。

メメント・モリ - Wikipedia

へ~。(デザインパターンの Memento について、資料をさがしていて偶然みつけたり)

その56

穴と言えばTemplateMethod

TemplateMehod は Strategy を ちょっぴし特殊化したもの、と言う風にわたしの脳内ではなっていました。

TemplateMehtod は一つのクラスの中に 利用される型と、利用する側の実装が同居していて、静的にその組合せが出来上がるタイプ。だから、あんまりポリモーフィズムとは関係ないよ・・ということに気がつかなかったよ。おぃおぃ。

わたしは、世界は全て動的であればいいと思っているので、またそれも潔し!・・・ということにしておこう。しておこう...。

その57

最初に注意。うちの会社での話なので、一般化できるかは知りません。

同じ案件を派遣で取るのと請負で取るのでは、請負のほうが遙かに安かったりします。同じ仕事を「請負」に切り替えようとすると、どこもかしこも「競合他社さんはもっともっと安い」と言われて値切られちゃう状況になってしまいます。・・・なぜ。

勝手な想像をすると、派遣は取る段階で赤がハッキリするけれど、請負は一縷の希望が残るから、なぁなぁでも責任取らなくて済むから営業がやっちゃうじゃない?それをみんなでやれば市場価格が落ちちゃうのよ・・・とか思いつくのですけれど。本当のところはなぜなのでしょう。

そういう事情と、会社の上の「これからは利益を増やすため請負案件にシフトだ!」な号令の板挟みになっているスーツさんはとても可愛そうだと思います。そんな愚痴を聞いてあげるのは、やっぱり技術者の仕事だと思うの。

というわけで、ながらくそんな愚痴を聞いてきたその営業さんも、今月いっぱいで「やってられるか!」と自主退社。寂しくなります。

その58

テレたまで ふもっふ を見ていたら、放送事故が起きて、画面真っ暗になりました。

一部見れないシーンが出てしまったけれど、それはそれ。

最後、次回予告にかぶせて「大変おみぐるしいものを」なテロップが流れたけれど、この回はお稲荷さんに顔ぺったん 的な、本当にお見苦しい回だったので、そこもツボだったり。天然の笑いは切れますにゃあ。

その59

くっくっく。

あぁ、あたしゃ、3人で3ヶ月という見積りを出したんだけれど、それを1ヶ月でなんとかしろと言われたさ。間に合わせたい事情もわかるし、わたしたちもプロだから、そりゃなんとかしようとおもう。で、なんとかしたさ。はっはっは。ざまぁみやがれです!(←誰に)

というわけで、ようやく休めるるる。はふぅ~、ふとんが幸せ~。そだ、温泉、温泉いきたいー。いー。

もう今年は働く気がしない。けれど、もう一仕事残ってるんですよね。トホホ。