Smalltalkサイドでもタイルスクリプト
なんとなく Refactoring Browser の話が出ていたので、そう言えば 3.9 だと、[メソッド名の変更]って調子悪かったですよね*1、なんて Browser で遊んでいたら、
・・・表示形式「タイル」?
うわっ!うわーっ!なんぞコレ。
* * *
さて、この表示モード、SmalltalkコードをEtoys風のタイルで表示してくれるのですが、コーディングツールとしては、今一歩・・・というかそういう風には使えません。タイルを選択するとこんな感じ。
おぉー!タイルスクリプティングできるのかなっ!?上下矢印をクリクリするとメソッドが選べるのかな?とワクワクしながら操作したのですが、四則演算 とかの 本当に Etoys のタイル的なことしか出来ない模様です。
コピーハロマークもあって、そのタイルがコピーできるのですが、ドロップしたり、ドラッグでの移動は出来ないみたい。なんだか作りかけ?それとも昔は機能してたけれど壊れてる?
コードビュワーとして割り切るしかないのですが、それでもとっても面白くって、特にブロックはこのように箱ものとして表示されると、図形的で見やすいなぁと、思ってしまう。これでありですよね?他方、キャメルパターンなセレクタ名をスペース区切りに変更して見せたりの変な芸の細かさに惹かれます。
・・・それにしても、なんの為のモノ?
これ、PluggableTileScriptorMorph というものなのですが、EToys-Tile Scriptors カテゴリにいるので、本当に Etoys用の機能なのかしら、と思います。でもそれが、Smalltalk側の、SystemBrowser にイメージデフォルトで組み込んであるのは(しかもどう見ても作りかけに思える状態で)、どういう歴史があるのかしら、ちょっとだけ興味を引かれます。
*1:MessageNotUnderstood: BrowserRequestor>>getArgumentPermutation が出て動かない