エターナルアルカディアをプレイ中

先々週末から、Dreamcast の エターナルアルカディアを再プレイしています。

エターナル アルカディア

わたしは Dreamcast の熱狂的ユーザーで、今でも、たまに ドリキャスを動かして遊んでいますが、エターナルアルカディアは大変久しぶりのプレイになります。

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エターナルアルカディアは、大好きなのですが、ボリュームが非常に大きいこともあって始めるのに躊躇してしまいます。結局購入時の1周しか遊んでいないので、ほぼ9年ぶりくらいのプレイになるのかな？もう殆どストーリとかイベントとか覚えていないのは、新鮮で愉しいです。

わたしがエターナルアルカディアをプレイする切っ掛けは、ファミ通に付いてきた @barai 版のプレイです。@barai とは、鍵付きゲームを 配布したり格安で売ったりして、途中までプレイさせ、続きがやりたければ解除キーをオンラインで買ってね、という販売形態で、ぶっちゃけ本当はオンライン販売したいけれど、回線が細かった当時それは無理だから妥協してみましたというヤツ。

で、事前情報をみても、ネーミングとかキャラデザとかにイマイチ ピンと来なかったので、遊ぶ予定が実は無かったのですが、手元にあるならやってみようかな、と　@barai 版を遊び始めたらハマッてしまったという。@barai の範囲が終わっても 続きを絶対プレイしなければ 気が済まなくなってしまって、夜中にゲーム屋さん探して自転車を走らせたのは、今となっては良い思い出です。(どうせ買うなら解除キーじゃなくってちゃんとしたパッケージにしたい・・って思うよね。）

エターナルアルカディアの何がそんなに魅力なのかというと、いろいろありますが、わたしはやっぱり、箱庭の面白さが素晴らしすぎることだと思います。

箱庭と言っても惑星まるまる一個。主人公は「空賊」で、この世界では空に島や大陸が浮き、船や魚が空を往く、そんな世界観です。この世界観が素晴らしく爽快で、その世界に居るぞ！という雰囲気を味わうためだけにDreamcast の電源を入れたなっちゃう。広大な世界を 自分の船で 自在に旅をするのは、理屈抜きでそれはそれは愉しい！気持ちいい！

そして、そういった旅を愉しませてくれる目的仕掛けが上手であることも素敵なんです。エターナルアルカディアの醍醐味は、なんといっても世界に散らばる「発見物」です。世界中にはいろんな珍しいものが隠されていて、それを発見していけるような仕組みがあります。これを探すために世界を徘徊するのが愉しい！

発見物は 物語の本道とは全く関係ないのですが、これこそがエターナルアルカディアだ！と言っても良いくらい。

また、旅の愉しさに、いろんな街・いろんな人達と交流することがありますが、ちょっとネタバレすると、主人公は後半、自分の空賊を旗揚げします。で、そのメンバーをスカウトしていく時、冒険の最中でであった人間関係が ものを言うのです。パーティよりちょっと広い、ファミリーを作れるのが嬉しい。自分の本拠地に家族が揃っていく感覚は、ニマニマしてしまうほど嬉しいものです。（なにげに男気システムも良い味だしてたり）――ようするに、どうぶつの森 と同じ愉しみ方が出来るのです。

こうした素晴らしすぎる（どうぶつの森的）要素とは別に、ちゃんとした出来の 普通のRPG が付いてくる、ってのが本作です（←超本末転倒発言）。ストーリーもキャラクターも非常に魅力的なんです。

キャラクターはどうぶつの森的な嬉しさが重要要素なのだから当たり前ですが、見知らぬ町の住人達が凄い！サブキャラにおじさんが多い！(w ストーリーも秀逸で、んーっ！冒険してるぞ！！」という感じが良いです。よく言われることなのですがお使いくささがあまりない、自発的に物語りを紡いでいる、困難な状況を自分が乗り切ってるぞ、って感じが素晴らしい。TRPG的にOverWorksは優秀なゲームマスターだなぁとしみじみ。

また、船で大空を移動するだけでなく、その船で戦闘も出来ちゃうのが良いです。人間サイズのモンスターとは別に、船で戦うような巨大な敵もあって、それこそマップ上オブジェクトの比率なバケモノと戦えるのですが、そういうデカイのが許されることで、描けるスケールの大きさがまた愉しい。オルガフロウみたいのに人間が斬りつけに行くのは、ちょっと不自然ですものね。

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今回の久しぶりのエターナルアルカディア。まだまだクリアは先なのですが、今回こそクリアしようと思います。というのは前回は、余りに世界を旅するのが愉しくって、ラスボス直前で寸止めしたまま、家に帰って「今日はナスルいくぞー」みたいに　しつこくあちこち徘徊をする、、、まんま どうぶつの森 なプレイスタイルで遊んでたら、結局クリアしないまま放置になってしまったという...orz（←駄目じゃん）

絶対クリアするぞー！・・と意気込みを新たに冒険してるのですが、おかしいな、気付けばストーリを進めるよりも 発見物探索に精を出してしまっている わたしがいます (^^;