ツインスティックEX
XBLAオラタン用 ツインスティックEX のプレオーダーが始まりました。
http://www.hori.jp/manual/360_ts_po_annai/
写真を見るまでは買う気マンマンだったのですが、写真を見てちょっと考え込んでしまいました。というのもこのレバー、OMG のバーサスシティ筐体 の後期型スティックと見た目がそっくりなのですが、そのスティックは凄く使いにくかったからです。
* * *
HORI の この手のコントローラの定番として、本物の部品を使う、というのがあります。例えば、HORIは 箱○用に 業務用部品を使った 普通のアーケードスティック を、ホンモノの種類別に 2種類出してしまっています。
- http://www.hori.jp/products/xbox360/controller/realarc_pro_ex/(三和電子)
- http://www.hori.jp/products/xbox360/controller/realarc_pro_ex_se/(セイミツ)
けれど、ツインスティックEXは
※レバーユニットは筐体に標準装備されているものとは異なります。
ツインスティックEX
と注釈が付いていて、これはもう、フォースから随分時間も経っているし、本物のスティックは作っていないってことなのかしら?
本物のスティックと同じなら 3万円くらいへっちゃら!・・・と思っていたのですが、そうでないとなるととたんに不安になります。特に印象の悪いOMGのヘニャヘニャダメスティックに似てるというのは厄介です。むー、、思わぬ購入躊躇だわ。
というわけで、不安を払拭するために、このスティックについてちょっと調べてみました。件のページには
レバーユニットに三和電子製業務用パーツを採用し、高い耐久性とメンテナンス性を実現!
ツインスティックEX
とあるので、とりあえず三和電子へGo!
えっと、、、これかな?
http://www.sanwa-d.co.jp/p_joy-stick4.htm#jlk
恐らくこの「JLJ−PL2−8V デジタルトリガーレバー 平取付板タイプ」というヤツだと思います。・・てか、そのちょっと上にあるアナログジョイスティックの皮が オラタン以降のスティックと同じモノみたいです!HORI さん〜、皮はコッチを使ってくださいまし〜。(・・と、脱線、脱線)
で、気になる「操作性、大丈夫?」についてですが、
シャフト組付け部分の改良により、回転・ガタつきがおさえられ従来品に比べ、大幅に耐久性がアップしました。
とあります。なのでさすがにあのダメスティックとは違うでしょう。大丈夫でしょう、・・たぶん
このツインスティックEXは値段が高いのでサターン や ドリキャス の時のように 予備機を買うことは出来ません。でも、逆に壊れた時はレバーユニットだけ注文して交換すればいいので、エコ的にはいいのかな?と、思えますし(強引だぁ)。
と、言うように「 欲しい!買うことに決めた!(ご購入の意思を固めてください。)」(by HORI プレオーダ手順案内) を固める作業を地道にこなし、早速プレオーダいたしました。ポチっとな。
* * *
で、ちょっとビックリしたのが部品のお値段。このレバーユニット、一本で 8,925円(税込)するんですね。二本で 17,850円! このほかに、筐体とその他ボタン類、基板、組み立て工賃が掛かるわけで、むー、これは 3万円は無理もないなぁ。
もちろん個人が1個単位で買う値段よりは安く仕入れられるとは思いますが、さりとて大量発注で値段が下がるほど とは思えませんし、うーん、単に部品かき集めて組み立てるだけで終わってしまいそうで、開発費の回収なんて出来るのかしら。
ちなみに先に紹介した アーケードスティックの方はレバー代は
と、1,000〜2,000円くらい。コントローラのお値段が12,000円と12,800円だから、差額は開発費や筐体代だと考えると、ツインスティックEX は ほんと頑張ったお値段なのですね。ほとんど好意の商品化というわけで、これは本格的にHORIに足を向けて寝られません。
* * *
ついでに調べてみた結果、高額家庭用 ゲームコントローラとしては DDR アーケードスタイルコントローラの 20万円が鉄板らしいです。
まぁ、これは コントローラ自体がちょっと凄いサイズなのでやむなしなのですが。でも、上記サイトをみていると アーケード移植作を中心に 2〜3万円台のコントローラというニッチは確かに存在していて(そう言えば サターンの アストロシティぶった切りコントローラって、わたしの周りでも結構持っている人多かったなぁ)、そう考えると ツインスティックは 結構リーズナブルに思えます。
以上、プレオーダは 7/3までなので、なんとか商品化にこぎ着けて欲しいな、と応援の意味を込めてのエントリー。