つれづれ
その105
とらドラの最終巻が届きました。むー、難しい。
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2009/08/26
- メディア: DVD
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難しいというのはひとつは封入された書き下ろし小説。もう一つはコンビーフタワー マヨネーズかけ。
書き下ろし小説は、なんというか「おまけ」と言うには重すぎる話です。特に、この最終巻と一緒だからこそ いろいろ考えてしまう重さがあります(これ以上はネタバレせずに書けない)。ゆゆ先生、凄い。
コンビーフタワーは・・やって、写真をとって blog にアップしたい気まんまんなのですが、「このあとスタッフが美味しく戴きました」が出来る自信がないのです。むー。
その106
「一人、また一人」というエントリーがなんだか一人歩きを始めてしまって、ドッキドキななわたしです*1。今思えば「要約」の部分がヤリスギだったかなぁ、と反省です。書き方が煽っていて、だからこういわれてしまうのはしょうがないとは判っているのですが、けれど
KKMM 2009/08/30 08:57
自分で書けばよいではないですか。
はやっぱり酷いです、と言ってしまいたい。
だってそれは「できる技術者をできない社員に置き換えられて困ってる」→「なら、おまえが二倍働いて帳尻をあわせればいい」ということだもの。または、
どれ位なら分かるかというと、プログラミング出来ないし、コードレビューも出来ないといったレベル。
しょうがないので、上流工程(笑)を担当させる様にプロジェクト管理者は判断して投入。「プログラミングもコードレビュー出来ない人が設計やるのはバグを作りこむだけだから、まずはツーマンセルで開発させた方がいい」という自分の進言は、「お前なんかより開発経験あるんだよ、黙ってろ!」と言われ、見事にまで無視される。
http://dvamp.blog62.fc2.com/blog-entry-6.html
とみたいなコトになるか・・・。うぅ、、どちらにしても あんまりいじめないで、と自分のエントリは棚に上げて言ってしまいます。
その107
と、こんなネタを書きつつ、実は「全裸で持ち帰りコーディングなう」なので、まさに頂いたコメントそのまま、というオチが。現実的にはそれしかないですよね。
その109
ガンダムネタつづきですが、帰省した友達をつれて、お台場のガンダムをもう一度見に行ってきました。
あの大きさは、何度見ても実感がなくって 大きさにピンと来ないのです。対比物がないのがいけないのかな。隣にビルとか木とか生えていればもう少し実感があったと思います。だから、というわけではないのですが、今回はピンッと来やすい足と人間の対比を中心に撮ってきました。
足首がだいたいクルマくらいの大きさです。
お台場のガンダムを少し離れてみると、肉眼ですら対岸のビルがミニチュアのように見えてしまいます。たった一体アレがあるだけで、人間の大きさ認識っていうのは散らかっちゃうのだなぁ、と改めて認識しました。大きさは形のパターンと前例で類推しているしてるに過ぎないと痛感です。
これで空気のない宇宙空間だったら、MSと人と見間違えるのも本気の本気であり得る話よね、と非常に納得させられてしまったり。
その110
愚痴ネタついでに。(ごめんなさい)
2.自分より優秀なプロパーがプロジェクトに入ると思うな
出世してきてわかったこと
プロパーは馬鹿しかこない。なぜなら優秀なプロパーは別のプロジェクトのリーダーをするから。
内製化という馬鹿な流れに従って、できないプロパーを押しつけられても我慢しろ。
協力会社で優秀な人を5人ほど集めろ。
馬鹿なプロパーでももちろん年齢が上の人はちゃんと目上として扱う。
わたしもこれが正しいと思ってました。(例のAAを貼りたい)
しかし不景気になって社内失業がどうしようもなくなると、「協力会社ゼロ」が会社方針になって、ごらんの有様だよっ!・・です。へう〜、、。
あと
14 カンパニュラ・サキシフラガ(東日本) 2009/08/23(日) 17:27:34.59 id:XFz4TsCB
お前ら働いたことないだろ
派遣でも能力があるやつは切られないんだよ
切られるのは社員と同じかそれ以下の能力しかないやつ
もそう思ってたのだけれど、たとえ開発部のエラい人がいくら「能力がある」と評価しても、会社的な方針――人事部とか購買部(派遣契約する部署)が「協力会社は全部切る」と決めたらもうダメだった、というのが今回の件ではじめて実感したこと。
その111
今時の消しゴムはプラスチックの消しゴムですが、昔は本当にゴムで作ってありました。新品でも角がとがっていなくって、中央部がちょっとヒケているようなヤツが なんだか懐かしいなぁ、と言う話をしたら・・・。
ゴムの字消しなんて、そんなのあるのですか、という返事が返ってくるジェネレーションギャップ。プラ字消ししか知らない世代になってるのね。・・・・ぁぁ、刻が見える。
その112
一方の技術者を派遣するような会社側のおはなし。
酷いところですと「待機になったら能力や過去の実績関係なしにリストラ!」な状況らしいです。惨い話ですが、社員の 2/3 が社内失業・・とかになれば、もう切るか潰れるかの二択になるのは判ってしまう。
とはいえ、今は 景気が回復することを夢見て「耐える」という選択をする会社が大半です。わたしの狭い世界の話で恐縮ですが、「今は仕事が全然ないけれど、今年の10月移行は仕事が増えてくる兆候がある」と言われていて、そこら辺まで、という話はよく聞きます。
そうなれば、耐えた甲斐もあるものだけれど、もしこのままの状況がもう少し続いちゃうと、と考えると怖いなぁ。
と、懲りもせずに燃料を投下するわたし。(←だめじゃん)
その113
SNAP! という写真雑誌は、書いてあることがいい加減なので基本は「買うもんか!」と思っているのですが、そんなこといいつつ結構な割合で買っているのだから、わたしはツンデレなのかもしれません。
Snap! VOL.7~オシャレなフィルムカメラをゆったり楽しむ本~ (INFOREST MOOK)
- 出版社/メーカー: インフォレスト
- 発売日: 2009/08/20
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今号は Holga の話で、最近 Holga を始めたわたしには何ともタイムリー。ガラスレンズとプラスチックレンズを比べるところは不覚にも「こういう特集みたかったのよね」と思ってしまったり。
また、とにかくHolgaでとった写真が多くって、ボケボケとか浅い露出とかのいわゆる「トイカメ」チックな写真から、Holgaガラスレンズのウリ(?)であるミニチュアちっくな写真、ドーンと見開きで載った吹雪大樹さんの写真やyu+ichiroさんみたいな「ちゃんとした」写真まであるのが嬉しい。おもわずデレてしまいそうな愉しい特集でした。
一方、毎号買うと決めている カメラマガジンですが、なんだか今号は様子がおかしいです。
CAMERA magazine(カメラマガジン)11 (エイムック 1790)
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2009/08/27
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どうも中古カメラ好きのおじさま向けのムックのような表紙になって、中身も延々と中古カメラのネタが書いてあります。いつもはもう少しだけ「写真」にウェイトを置いていたりですし、現行機種を中心に扱かおうという心配りを感じてたりしてたのですが。
うぅ、これはコテ入れっていうやつ?
えい出版といえば、えい文庫も最近出てないみたいで、文庫サイズのエッセー付写真集 というフォーマットが blog みたいで気に入っていたわたしとしては、これも寂しい。が、がんばって!
その114
「ディスプレイがみんな16:9 になったのだし」という意見は、16:9 を進める力としては貧弱過ぎるように感じます。
【山田祥平のRe:config.sys】コンパクトカメラに縦横比16:9は似合わないのか - PC Watch
この連載はいつも面白いのですが、めずらしく面白みがない、というか、言葉は悪いですが「浅いなぁ」と思わされてしまった。一言で言えば、カメラを縦に構えただけで破綻するような。
写真のアスペクト比は動画よりもっと自由で、画面やスクリーンの縦横比に縛られない。そこが写真の魅力のひとつ。裏返して、動画はその縛りを超えるためスクロールしたり出来るけど写真にはそれが出来ないから、安易に縛ってはよくないという見方もあると思います。
そして、写真は「画面いっぱいに映し出す」のが必ずしも嬉しいメディアじゃないのですよね。写真は写真だけで完結するものとも鍵ら無くって文章を添えたり組み合わせてデザインしたりする「要素」として存在します。(Webでの動画で初めて動画もそう言う「要素」に落ち込んだかな、とか思ったり)
そう言う背景で、むしろblog 掲載などで縦横比が1:1 の写真が好まれたりしている、とか、デジタル時代の写真のアスペクト比は面白い記事が書けそうなのに、モッタイナイ。パナのGH1はトリミングでないマルチアスペクトを狙ったCMOSサイズだったりとか、写真とデジタルとアスペクト比の話は、もっと面白いネタがゴロゴロころがっているからこそ、せっかくのネタなのにモッタイナイと思ってしまいました。
その115
まじめに反論すると、16:9というサイズはカメラをデザインするにあたってバランスが悪いと思います。
ひとつは、イメージサークルが文字通り「円」だという問題。
あんまり縦横比を大きくするとサークルに対して無駄が大きくなります。と言うことは、イメージサークルが現行のままで、もっと小さな(上下にトリミングした)イメージャをつかうか、イメージャの面積は同等にして、それに併せて大きなイメージサークルを実現するためレンズを巨大化させるか。(パナのGH1をここら辺のネタに組み合わせると面白い話になりそう。)
もう一つはカメラのボディに対する液晶の大きさの問題。
今の4:3の3インチ液晶ですら、もう握りにくくって仕方がない。コンデジはこれ以上液晶を横長にされたら、ボディサイズが大きくなるか、液晶が小さくなるかしか選択肢がないと言うところまで来ているます。(個人的にはもう1:1液晶にしちゃいなよ、とか思ってます)
デジタル一眼レフで背面液晶をイメージャのアスペクト比より小さいけれど、これが積極的に「ワイド液晶」になろうとしないのは、液晶の供給問題もあるけれど、「グリップを確保しつつ出来るだけ大きな液晶を搭載する」が更に困難になるからです。
つまりデザイン(設計)のバランスの問題で、16:9 は「この生き方はダメです」という話なのだと思います。
* * *
とはいえ、35mmフィルム時代のパノラマブームみたいに、流行ってしまえば 「ナンセンス」がまかり通ってしまいます。それは写真好きやメーカーにとっても最終的には不幸になります。だから、感情的には浅い考察でこういうのを煽って欲しくはない、とか反感を覚えてしまいました。
あと、4:3がビデオ画面由来の古いフォーマットだ、なんて煽ったら、フォーサーズ陣営(オリンパスやパナソニック)が泣きながら怒り出しますよ、とかとか。
その116
写真で 16:9 と言えば、APS の Hサイズ が思い出されます。如何にも今回の山田さん的発想――テレビも16:9になったんだし、もう4:3は古いよね、で、デザインされたフィルムです(フィルムだから背面液晶の問題もないですしね/ということは先の「イメージサークル云々」説は妥当じゃないということになりますか、うみゅう..)。当のAPSのユーザーが H サイズを APSならではの魅力に感じてたのかは、興味があるところですが、わたし自身はAPSと距離を置いていたのでさっぱり解りません。おしえて>だれか
ところで、APS が面白いのは、撮影済みフィルムをカートリッジに納めたまま取り回すことで、フィルムを「画」ではなく、「画像データ」という抽象概念にしてしまったことです。イメージとしてはビデオカセットみたいな感じかな?その概念を具現化したオブジェクトとして「フィルム」をデザインし直しています。そしてそのデザインに相応しい機能追加――画像のメタ情報をフィルムに磁気記録出来るとか、がされています。
たとえば、APSのシステムの中に「フォトプレイヤー」なるものがありました。ビデオデッキやDVDプレーヤーよろしく、テレビに接続した フォトプレイヤーに APSフィルムカートリッジをポンっと挿入すると、テレビに画が再生されるという代物です。APS はそういう データとしての画像の世界を フィルムで強引に実現した面白いシステムです。
でもそれをやるなら カートリッジでカプセル化して「データに見せかける」のではなく、本当にデジタルデータにしてしまうデジカメの方がよりスマートで、APSがその台頭の前に真っ先に餌食になった、という見方をするのは「おもしろいかも」とか思ったり。
その117
何気なく本屋さんで新刊チェックして買ってきたら、微妙に百合率が高かった。
どれも面白いのですが、予想を大きく超えて面白かったのが「まんがの作り方」。一巻よりも断然面白くなっていて、ビックリしたのです。正直 1巻は「百合だから」買ってました。
- 作者: 平尾アウリ
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2009/08/20
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が、2巻ではギャグも間も恋愛も丁度良く噛み合って、読んでてとても面白い。何度も読み返してしまってついでに1巻からも読み返してしまいます。この漫画、好きだ、わたし。
*1:おかしいな、私的状況ネタはいつもだったら JavaBlack さんが 社会的な考察を加えてくれて そこでオシマイ、だったのに