Ubuntu Netbook Edition 強制最大化の除外設定
わたしの愛機 Wind Netbook U100 (通称:風子さん)に Ubuntu 10.4 の Netbook Edition を入れたらば、何だかとても幸せになってしまいました。XPだったころに比べて、じわじわと使いやすいのですよね。
主なポイントは
- Windows よりも Linux のほうが大抵の場合 プログラマ・フレンドリ
- アウトラインフォントな Linux では意外にフォントをガンガン縮小しても読めてしまう
- Netbook Edition は何のかんので 狭い画面で地味に使いやすい
の3点かな?比較対象が Windows XP なので、7だとまた違った感想になりそうですが、今回の Ubuntu NE は個人的には大当たり。お試しインストールしてみて本当によかったです。
(以上、枕おしまい)
で、Netbook Edition の使い勝手のよさを実現している一機能、起動するアプリの強制最大化ですが、狭い画面において大抵のアプリでは嬉しい挙動なのですが、中にはデフォルト最大化されると困るものもありまして。今日はその除外設定をメモ。
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Ubuntu Netbook Edition の強制最大化は maximus というソフトが行っています。なのでそれの除外設定をしてあげれば、いいわけです。
除外対象ウインドウの Window Class を調べる
除外設定には除外する Window Class を調べる必要があります。
調べたいウインドウを開いておいたままで、端末から
$ xprop
を実行します。するとマウスカーソルが十字型になるので、目的のウィンドウをマウスでクリックすると
な風に、そのウィンドウの情報が得られますので、WM_CLASS(STRING) を覚えておきます。
maximusに設定
maximus の設定は Gconf に書かれているので、それを編集するためgconf-editor を起動します。
$ gconf-editor
すると Windows のレジストリエディタ見たいなのが起動するので、/apps/maximus のキー exclute_class にゲットしたクラス名をセットします。
こんな感じ。
参考:
こわれものレビュー maximusをマジメに使ってみる
Ubuntu Netbook RemixのMaximusで落ちるソフトへの対処メモ (blog@browncat.org)