GOSICK II
いよいよ愛らしさ全開運転な II です。
GOSICK〈2〉ゴシック・その罪は名もなき (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 桜庭一樹,武田日向
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2004/05
- メディア: 文庫
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ささいなこと(?)で喧嘩してしまうヴィクトリカと一弥。ていうか、わたし、これは一弥が絶対悪いと思うのですけど!(邪気がないところがよっぽど質が悪い)しかも、喧嘩してることをあっさり忘れてしまうなんて!
事件はヴィクトリカの背後の事情(なぜ軟禁されているか etc.)にスコープしつつ、全巻の事件が単なる「たまたまの題材」ではなかったの?と気付かされます。なにより、雛人形のようにかわしい二人組の未来に暗雲を漂わせるエピソードです。うん、面白くなってきました!