タイルスクリプトにブービートラップなバグを仕込むのは難しい

昔の螺旋スクリプトを書くエントリーが、どこかの学校の生徒さんのズル回答の元ネタになってしまっているらしい件で、きむら(K) さんに「バグを仕込んでおくとか」をオススメられて、やっぱりそれかなー、と思ったのですが。――いや難しいですよ、これ。

タイルスクリプトは「キーボード打つよりGUIでマウスでぐりぐり、のほうが簡単そうだよねーっ」という理由でタイルなのでは無くって、コーディングしたコードに構文エラーが無いというメリットが、プログラミング素人を本質的なところではないバクのデバッグから解放する・・というのが目的だったり。イメージとしては「コンパイルエラーが起きるようなコードがゼッタイかけないシステム」。すごいでしょ。

だから・・・バグを仕込むとしたら論理やアルゴリズムな部分になるのだけれど。たかがタートルグラフィックスで螺旋を書くアルゴリズムの何処にバグを仕込めばよいのか、と悩んでしまう。むずい。


・・・で、ここまでやってふと考えたのですが、わたしは何をしたいのか。「ズルすることはいけないことだと思います!」という不快感もあるのだけれど、それはどうでもよいことだとおもう。手抜きはイケナイ?んー、それはどうだろう。

では、自分で考えないと勉強にならない・・ということなのかも、と思うのだけれど、逆に言えばわたしのエントリーは見たって勉強にならないということで、そこが問題なのだなって思う。

プログラミングは愉しい。プログラムを書けるようになるには、正解でも美しくなくても、機能がそろっていなくても、バグっていても、まずは走るものを作って、その動きからフィードバッグを得て前進させるのがいいと思う。そういうエントリーを書くべきなのかな、と思い直したり。


たぶん、螺旋を書くスクリプトを書けない人の問題は、螺旋の解法そのものじゃなくって、単純にプログラムを動かせないことなのだと思う。