大規模C++ソフトウェアデザイン

C++ は、本当に難しいと思います。これを使いこなすなんて出きるようになるのかしらと、時々途方にくれてしまいます。

今関わっているプロジェクトは、猫の好きなようにデザインさせてもらっていて、それはそれは楽しいのですが、なかなか規模が大きくって、実はこんなに大きなものを C++ でデザインしたのは始めてだったりするので、どうしたらいいのかわかんないことが多くって、「あーしたらどうかな」「いやいや、こうすべき!・・・なのかな」何て感じで迷います。

で、ちょうど新装版が出ていたので買っちゃいました。


新装版 大規模C++ソフトウェアデザイン (ADDISON-WESLEY PROFESSIONAL COMPUTI) (ADDISON‐WESLEY PROFESSIONAL COMPUTING SERIES)

新装版 大規模C++ソフトウェアデザイン (ADDISON-WESLEY PROFESSIONAL COMPUTI) (ADDISON‐WESLEY PROFESSIONAL COMPUTING SERIES)

  • 作者: ジョン・ラコス,滝沢徹,牧野祐子
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2007/12/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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C++ は「迷う言語」だとおもいます。小さなところから大きなところまでプログラマを迷わせます。それは選択肢が多いということの裏返しだけれど、しかし放りだされたプログラマにはC++は迷宮に見えるでしょう。

そういうところで迷わないように C++ の歩き方 な本はいっぱい出ているのだけれど、それこそ本当にいっぱい出ていて、しかも重複した本がしのぎを削っているのではないというこの事実。どれか一冊読めばいいってわけじゃないのよ(^^;

ガイドブックの有名どころとしては Effective C++ シリーズがありますが、Effective C++ では分からないところがいっぱいあって、この大規模C++ソフトウェアデザインは、そういった分からない所の一角である今私が困っている領域を埋めてくれる本でした。・・・なんで早く読んでおかなかったかな、あたしは。

いやいや、この本読むの大変なので、あたしみたいなナマケモノ で トリアタマ*1じゃあ、本当に困っているタイミングじゃないとちゃんと読まないぞ、きっと。

*1:Effective C++ の内容を予防的に活用できないトリアタマなんです。自分で穴にハマってすっころんで始めて脳に定着する、体で覚えるタイプなのかもしれない(^^;