Chromebook の容量枯渇問題
足りてないって怒られた
なんか Chromebook の容量がいっぱいになったとメッセージが出ます。
はふぅ、1.1GBしか無いってばよ。
丁度 GNU Smalltalk をビルドした直後だったので、Crouton の Ubuntu がいっぱいということかな、と思ったので、du で確認してみました。
$ sudo du -s -h /mnt/stateful_partition/crouton 3.6G /mnt/stateful_partition/crouton
3.6GB。いろいろやる前はどのくらいだったのか見ていないのだけれども、思ったより健闘(?)しています。それでも確かに、16GB のフル容量に対してしまえば、それなりにインパクトがあるのですが、うーん、これを削るのは難しそうです。全体を df で見てみましょう。
$ df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/root 1.2G 873M 332M 73% / devtmpfs 2.0G 0 2.0G 0% /dev tmp 2.0G 3.3M 2.0G 1% /tmp run 2.0G 376K 2.0G 1% /run shmfs 2.0G 160M 1.9G 8% /dev/shm /dev/mmcblk0p1 11G 7.9G 1.9G 82% /home /dev/mmcblk0p8 12M 24K 12M 1% /usr/share/oem /dev/mapper/encstateful 3.1G 76M 3.0G 3% /var media 2.0G 0 2.0G 0% /media none 2.0G 0 2.0G 0% /sys/fs/cgroup /home/.shadow/3314e1fd7f1317c0e5f28abbe37227f8a48af75b/vault 11G 7.9G 1.9G 82% /home/chronos/user tmpfs 128K 12K 116K 10% /run/crw /dev/mmcblk1p1 58G 487M 58G 1% /media/removable/SD Card
/home/.shadow の下がいっぱい容量を食べています。11GBの全体サイズにたいして約8GB持っていってます。このフォルダはユーザーランドになっていて、ChromeOS では Chromeやそのアプリ以外の プログラムが動かせない領域になっているそうです。ふーむぅ。
ということは、Chromeアプリ自体や、そのキャッシュで結構容量を使い果たしているのですね。たしかに Kindle とかいっぱい本がダウンロードしてありますし(のんのんびより 全巻とか)、電子書籍アプリも自前領域にコピーしてキャッシュしてるっぽいので、これらが効いていそうです。
なのでアプリからセコセコ削除してみたのですが、再び容量を確認してもサイズが縮まっておりません。ふにー、どうしたら開放されるの? (T△T
Crouton を避けるしかない?
うにゅー。仕方がないので、Crouton を外部ストレージに避けるしかないのかな?といろいろ調べ始めたのですが、ちょっと問題ありありです。
まず、Chromebook に増設できるストレージは、SDカードか、USBメモリーです*1。ならば、ここに Crouton の chroot 先を作ればよいわけです。
となれば、指しっぱなしでも取り扱いが安心の SDカードで行きたいところですが(今も64GB のマイクロSD を指しっぱなしにしていますし)、少し調べてみたら、Chromebookって SDカードがスリープさせると毎にアンマウント/マウントされる仕様なんだそうですよ。……全然しらなんだ。
そうすると、ここにUbuntu環境を作ってしまうとスリープするたんびに落ちてしまうわけで、それは全く嬉しくないです。
そんなわけなので、Chromebook ユーザ界隈では 出っ張らない USB 3.0 のメモリーを指しっぱにして、そこに Crouton を入れるのが定番になっているそうですが、実は Chromebook Flip って、USB 3.0 のポート無いのですよね......orz
もちろん USB2.0 のポートはあるので、そこで Croutonってのは出来るのですが、流石に速度がたりませんにゃ。
うーん、ニントモカントモ。