モノフェチ道は深い

デアゴスティーニちっくな懐中時計付きマガジン、古の時計の創刊号を買ってみました。790円なのに実際に動く懐中時計がついてくるのは凄いのです。猫的にはこの時計でも十分だなぁと思ってしまうのですが(猫は時計にこだわりも知識もあんまり無い)、「古の時計」というタイトルならば機械式で有って欲しいと思ってしまうモノ。

ここが商売の上手いところですが、5号定期購読する(または10号買って応募券で申し込みする)と機械式の懐中時計がオマケでついてくるそうで、猫はちょっとクラクラッと来てしまいました。むぅ、、いかんいかん、時計は5つもいらなんだ。というわけで、実際どんなもんかを調べるために、Webをぶらぶらっと散歩してみたら、凄いページを見つけてしまいました。その名は、March Rabbit's Foundation - "March Rabbit's" Web site さん

ちなみに、古の時計関連のエントリーはこちら。

・・・なるほど。

と、言うわけで機械式懐中時計ほしさに「古の時計」を買いあさるのは踏みとどまった訳です。(とはいえ、こちらさまのカッコイイ写真を見るとまたクラクラっと欲しくなってしまうのですが)はやとちり。違う時計でした(^^;

すごいひと

「古の時計」の時計は普通のクォーツウォッチで、猫のように「全然時計に詳しくないけどちょっと気になる」人には満足いくものだったりします。猫は腕になんか巻くのが嫌いで、一時期 UFOキャッチャーの景品の「電車でGO!懐中時計」を使っていました。そんなんで満足言ってしまうある意味幸せな人種です。キーボードやトラックボールでのこだわりが嘘のようですが、まあそんなもの。

ですが、凄い人の情熱を見ると幸せになります。例えば、

では、

金属製の鎖ではなく、紐を使って身に着ける方法もあります。取り回しも楽ですし、時計を消耗させにくいという意味においては鎖よりも優れています。日常で使用するなら、こちらを使うのがお勧めです。

安価な紐はナイロン製ですが、ひと味違ったものもあります。

上野の老舗「道明」では、注文に応じて正絹の組紐で懐中時計用の紐を手造りしてくれます。出来立ての紐はきりっと引き締まり、神事にでも使えそうな凛々しさを感じさせてくれますが、使い込むと柔らかく、しなやかに馴染む逸品です。

「紐もいいよ」というアドバイスだけでなく、お勧めのお店をチョイスして紹介してくれるあたりの心配りが憎い。またまた、

は凄い。あたしもExpert Mouse 漆で、かなり「とうちゃんっ、あたしはやったゼッ!」的満足感まんまんだったのですが、・・・こりは完敗です。時計の本質に関わる改造だとか、実用と美しさへのこだわりのバランスだとかいろいろあるのですが、なによりもで負けました。

にゅ〜、あったしも負けてらんないぞーっ!!